疲れた一日だった。
少しだけ心地よい疲れ。
あとは気疲れ。
『いきいきサロン』と呼ばれている町内のお年寄りの集まりがあった。
そこでハーモニカの演奏をすることになっていて今日が本番。
元々は夫がそのサロンで三味線と尺八に合わせて歌ってほしいと頼まれた。
それは今までにもやったことがある。
だから今回は趣向を変えて、
三味線、尺八にハーモニカの音色をプラスすると夫が勝手に決めてきた。
つまりは事後承諾。
回覧板に名前までのっているのを見てえらいこっちゃと青ざめる。
「１０人から２０人くらい来るだけやから。」
という言葉にだまされた。
なんと部屋いっぱいの人。
入りきれずに廊下で聞いている方も・・・・
私が優秀なハーモニカ奏者なら喜んでお引き受けする。
でもちょっとした趣味で時々吹いてるだけ。
しかもここ１，２年はほとんど吹いていない。
そんな演奏を聞いてくださいなんて申し訳なくて・・・
吹く前から言い訳をタラタラして、夫にだまされたことも暴露。
ハーモニカとの出会いやいくつかのハーモニカの種類も紹介した。
そして演奏。
「月の沙漠」を吹くと一緒に口ずさんでくださった方もおられる。
なんとか終えて肩の荷が下りた。
ハーモニカの音色はみなさん懐かしいようで喜んでくださった。
もう２度とだまされないぞって思ってたけど、
「また来てくださいね」と言われて「練習しておきます」と答えている私。
下手な演奏でやり切った感はあまりないけれど、
とりあえずは終わって良かったと言うところかな。
今日は夫がお寿司をご馳走してくれるらしい。
やった～。