夫の友人に退職してから
植物園の手入れのボランティアを始めた人がいる。
少し前のこと
その友人と飲んで帰ってきた夫が
「今、植物園に彼岸花が咲いてるらしいよ」
と言う。
「今頃、彼岸花?」
「うん、小さい花でカメラマンがたくさん写真撮りに
来てるらしいよ。」
彼岸花が小さい???
「それって節分草とちがうの?」
と言っても、
「彼岸花って言ってたけどなあ」
とゆずらない夫。
「今頃彼岸花なわけないでしょ」
と友人の行ってる植物園のHPを見ると、
「節分草が咲いています」
と書いてある。
「ほら、やっぱり節分草やん」
とえらそうに言ってみたけど、
セツブンソウという植物があることを
今年初めて知った私。
何人かのブロ友さんが写真を載せていて
「へ~、節分の頃に咲くから節分草かな」
とまじまじと写真に見入ったところだったので、
夫にも知ったかぶり。
・・・ということで節分からひと月経った今日、
その植物園に行ってみた。
梅が見頃だったけど、
セツブンソウはわからなかった。
もう咲いていないのだろう・・・
季節は節分から着実に移り変わって
今日は桃の節句だもの。
でも桃の花が咲くのはもう少し先になりそう。
それにしても
節分草と聞いて彼岸花と思いこむ
夫の思考回路が面白い。