3年前に18泊の北海道旅行をした時のこと。
阿寒湖畔のホテルで
お風呂から上がって髪を乾かすために
洗面台にすわりました。
すると隣に座っていた上品なマダムに
「どのあたりを周るの?」
と話しかけられて・・・
以下その時の会話。
「18泊するのでかなりいろんなところを・・・」
(驚かれた様子で)
「どうして18泊も取れるの?」・・・
「インターネットとかでホテルを調べて」・・・
「そういう意味じゃなくて・・・
学生さんなのに
どうして18泊も休みがとれるの?」
「いや~!私、学生じゃありませんよ」
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年齢を言うとますます驚かれて、
化粧品は何を使っているのか、
仕事は何をしていたのか等々、質問攻め。
学生に間違われたということで
それはそれは舞い上がって
部屋に帰ると真っ先に
「聞いて、聞いて~!」
と夫に報告。
おとといの高校の同窓会でも、
「のばなさんは若いなあ。」
「のばなさんはすぐにわかったよ。」
「全然変わってないね。」
「制服を着たらあの時のままやわ。」
等々何人もの級友に言われました。
「若いね」という言葉は素直に嬉しいけど、
「変わってないね」という言葉は少々微妙・・・
そうなんですよね、結局「若く見える」のは
手をかけてないからなんですね。
高校時代の写真には、
山猿のような私が写っていて、
卒業アルバムは極力見たくない
だから「変わってないね」というのは
山猿のままということ・・・
級友の中には当時の面影がなくて、
すっきり洗練されて
「あの素敵な人は誰?」という人が多数・・・
私にも綺麗になりたいという願望はあります。
でも努力できない・・・
メイクも肌にはりつく感じが嫌で、
家にいる時はほぼスッピンのまま
さすがに都会に出る時は、
街の景観を損ねては申し訳ないので
多少なりとも化けますが・・・
ファッションにもこだわりはあるけれど、
いわゆるブランド品やジュエリーには
全く興味がわかなくて・・・
マツエクやフェイシャルエステも
やってみたいと思うけれど、
敷居が高くて行ったことがないし・・・
だから洗練された大人の女性ではないので、
若く見られるのだと思うのですよね。
でも今さら背伸びしてもしんどいし、
美を追求する熱意にも欠けるし、
「若く見える」山猿でいる方が楽かな。