入院の時に
『乳腺の手術を受けられる方へ』
という冊子をもらいました。
その中にリンパ節郭清をした場合、
気をつけなければいけないことや
リハビリの仕方、マッサージの仕方等が書かれています。
私には関係ないと思って
サラッと目を通しただけだったので、
手術後念入りに読み返しました。
・・・というのも
胸の傷よりもワキの違和感の方が強かったのです。
日替わりでいろんな感覚が出てきて、
時には太いミミズがワキのところを
グニュグニュと這いまわっているように感じたり・・・・
手術の翌日から、
腕の上げ下げや、肩を回すなどのリハビリを
病室でするように言われました。
そうしないと腕が固まってしまって上がらなくなるからと・・・・
ワキの違和感は退院後も続き、
ゴムボールを挟んでいるような感覚がしました。
この感覚は手術後１年以上たった今でもあります。
（ゴムボールの大きさはかなり小さくなってますけど）
ワキの皮膚の感覚もなく
退院後の診察で溜まっているリンパ液を抜くために
注射針を刺したのですが、
全く痛みを感じません。
今でも制汗スプレーをかけても
冷たさも何も感じないです。
リンパ浮腫にならないために
・左手で採血や血圧測定をしない
・左の手や指にけがをしない
（虫刺されや火傷も）
・左手で長時間重いものを持たない
などの注意事項があって、
庭の草ひきや手入れをするときは
とても気をつかいます。
これらのことは一生涯気をつけないといけないらしく
１０年以上たってから浮腫が出ることもあるそうで、
あわてん坊の私なので
包丁で指を切ったり、アイロンで火傷したりしないように
もう少し落ち着いたバアバにならなくっちゃ。