クリニックからの紹介状を持って
大学病院へ行ったのは
2014年12月24日のクリスマスイブ。
街はクリスマスムードで満たされていました。
まず医師の触診があり、
「う~んわからないですね。
しいて言えばこの辺りが少し硬いかなという感じですね。
まあ1cm程度のしこりならこんなものでしょう。」
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クリニックで撮った超音波の画像を見ながら、
「組織を採って調べなければどうとも言えないけれど、
悪いものである可能性も考えておいた方がいいですよ。」
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この言葉に息子は
「医者は最悪の時のことを言うものだから、
その言葉は医者の保険だと思っておけばいい。」
と言うので能天気な私はまたしても
そうだよね~・・・・と納得。
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その日は午後からマンモグラフィーの検査を受けました。
マンモは初めての経験です。
「痛いよ~。」
と聞いていたのでずっと受けるのを敬遠していました
でも受けてみるとそれほど痛みも感じず終了。
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年末に本屋さんの前を歩いていると、
表紙に大きな文字で『乳癌』と書かれた本が目に飛び込んできました。
なんというタイミング。
表紙が見えるように立ててその一冊が置かれているのです。
一度は通り過ぎたのですが、やっぱり気になって、
「買ってみたら。」
という夫の言葉に背中を押されて購入。
あの影は乳癌の影ではないという根拠を求めて熟読しました。
「良性の繊維腺腫である場合もある」
「手で触れてもしこりが確認できない
非触知乳癌が発見されることが増えている。」
等々、いろんな言葉に引っかかりながら一喜一憂でした。