エル「弥生さーん、ここにDoorがありましたよー(棒)」
弥生「ちょっと見てきてください」
千路「俺は何もしてない。俺は何もしてない。俺は何もしてない。」
エルはドアを開けると奥には見覚えがある顔が1,2,3,4・・・どうやら行方不明になっていた生徒のようだ。
エル「みんな――っ!」
生徒A「せ・・ん・・・・せ・・・」
全員こちらん息づいているが様子がおかしい。まるで先ほどの男のようだ。
エル「わ、私が解るかい?」
生徒A「ここ・・・きちゃ・・めだ・・・」
エル「なにを――」
弥生「何がありましたか?」
エル「弥生さん。この子達、ウチの学校の学生で・・・しばらく行方不明になってたんです」
千路「おっと・・・」
KP:さて突然だがここでイベントだ。エルと千路は部屋の隅に一際目立つアルビノ少女がこちらを見ていることに気が付きます。こんな娘さっきいたでしょうか?と、少女を見ていると当然瞬きと同時に消えます。ちなみにこのアルビノ少女の外見は人それぞれです。服装はお二方の自由でロールしてください。
千路「見間違い・・・か?白い女の子がいたような気がするがエルは見えたか・・・?」
エル「あぁ、だがなぜ子供が?」
弥生「?ここに子供なんていますか?」
千路「まず、見間違えなんじゃないんだな。だけど消えるなんて人間の為せる技なんかじゃあねぇぜ」
エル(シャイガール?)
千路「でも小学生じゃないのかよ・・・あーあぁ小児科医にでもなるんだったなぁ・・・」
エル「薬に当てられたのかこの男・・・」
弥生「何か不思議なものありましたか?」
エル「真夏なのにダウンコートを着た少女がそこに・・・」
千路「え?そんなのいるのか?」
弥生「何馬鹿な事言ってるんですか?」
エル「舛添さんも見えたでしょ!?」
千路「甲冑を着込んでる子しかいないよ?」
エル「かっちゅうぅ!?」
だが、あの部屋の隅にいた少女はどこにもおらず、いるのはエルの学校の生徒4人だけである。
弥生「ここにいるのは大学生なんですから少女というのはおかしいですよ」
弥生の言うとおりだここにいるのは大学生でしかも女すらいない。じゃあ先ほどの少女は何だったのだろうか?
エル「え?いやいや、あの子たちとは別の・・・中学生くらいの子でしたよ?」
千路「お、そうだな」
弥生「想像は後でいいので調査しますよ」
エル(釈然としない・・・)
弥生「少し救急車呼びますので待っててください」
千路「では私もこの子を見てますかね。異常行動があれば麻酔打ち込んでみます」
弥生は梯子を上っていった。
エル「君たち、何がどうしてこうなったのか教えてくれないか?ゆっくりでいい。話してくれ」
千路「さぁ、吐け。(小声)」
生徒A「せ・・・せん・・せご・・め・・な・・さい・・・」
生徒Aは同じ言葉を繰り返している。
生徒B「こい・・つ・・にすすめ・・・られて・・はは・・つか・・ちゃい・・ました・・ははははは」
声が殺されたように、喉が潰されてように擦れた声で笑う。
生徒C「ぜんぜん・・・よく・・ないっす・・ね・・これ・・・」
生徒D「おれ・・・ら・・ここの・・やつ・・に・・これを・・」
ただの石を拾い上げる。どこからどう見てもただの石だ。
エルはため息を吐き、呆れながら問う。
エル「感想は聞いてない。どのような経理でこのような場所に君たちがいるのかを尋ねているんだ」
生徒C「おれら・・・ここを・・きょてんに・・・・してたんですが・・・・あいつら・・が・・やってき・・て・・・・」
エル「あいつら。とは?」
生徒C「わかり・・ません・・・とつぜん・・あいつら・・が・・やって・・てこれで・・ゆるせ・・って・・・つ・・・かっちゃいました・・・・・・」
千路「やれやれだぜ」
エル「その連中の見た目や特徴を教えてほしい」
生徒C「あい・・つら・・は・・なんだか・・・・・ぞんび・・みたいで・・それで・・こわくて・・やら・・れて・・しまい・・・・ました」
KP:まぁ要するに生徒たちが使ってたここを突然やってきた『あいつら』に薬をもらってここを譲れと言われて譲ったと・・・
みっさ:ほう・・・要するにこいつらは馬鹿者だと
KP:そういうこと
二人は生徒の言葉に呆れながら救急車を待っていると、入口のドアが開けられ黒いローブを着た人間が入ってくる。
最中:鎮静剤用意
ローブは入ってくるとあたりを見回し始めた。
エルは生徒たちを庇いながらローブを警戒する。
ローブはあたりを見回すのをやめ、生徒のことをじっと見つめだした。
近づいてくる・・・。
エル「教え子には手を出させん!!」
こぶし50→25(成功)
ダメージ1
エルは危険を感じ、生徒たちを庇いながらローブにパンチを繰り出した。
ローブの回避??→45(成功)
ローブは後ろに退きパンチを避けた。
エル「舛添さん!麻酔を!」
ローブは袖から触手を出して生徒を貫いた。一瞬の出来事で何が起こったのか解らなかった。
つづく・・・