愛知県稲沢市祖父江町の市立祖父江中学が、2月14日に生徒が校内にバレンタインチョコなどを持ち込んだとして、一部の部活動を1週間ほど停止していたことが判明。「厳しすぎる」という父母の声もあるが、学校側は「校則違反であり、守っている生徒もいる」としている。同校によると、チョコなどは主に同じ部活動の部員同士でやりとりし、部活動を引退した3年生を除く1、2年生に聞いたところ、約140人が持ってきたことを認めた。このため、「勉強に不要な物は持ち込まない」という校則に違反するとして、11の部活動のうち、違反した生徒が所属する剣道や陸上など七つの部活動を1週間ほど停止。チョコなどを持ち込まなかった生徒も部活動ができなかった。仁科正二校長は「バレンタインデーを否定するつもりはないが、校則を守っている生徒もいる。指導を受けた生徒も理解してくれている。」と話した。(yahoo!ニュースより)

チョコ持ち込んで1週間部活停止って、どんだけこの校長はバレンタインに恨みがあるんだ。可愛い女子生徒が校長にチョコをあげてたらこうはならなかっただろうね(笑)学校側によると、「校則には学校に不要な物は持ち込まないとあり、そして、チョコは学業とは関係ない不要物である。よって、チョコ持ち込みは校則違反であり、罰則を課した。」ということらしい。まぁ、たしかにチョコは学校には不要だね。まぁ、学校側の言い分ももっともだけどね。個人的には、学校に不要な物を持ち込まないという校則はやや漠然としているが正当であるし、またチョコが校則違反という点は争う余地がないと思う。しかし、あまりに罰則が厳しすぎる。バレンタインという一年に一度のイベントの時にチョコを持ち込むぐらいで学校の秩序が崩れるとは思えないし、バレンタインにチョコをあげるというのは一般社会的でも許容されているイベントだ。それをしたぐらいで部活動一週間停止というのは罰則が甚だ重すぎると思うが。こういうニュースを見るたびに本当に日本はパターナリズムが強いと思う。特に愛知県は管理教育をやってた歴史もあるし、そういう土地柄があるんだろうか。杓子定規に校則を適用する学校の柔軟性のなさは、生徒の積極性・創造性などの育成を阻害するのではないかと危惧してしまう。実際、愛知県って日本3位の都市を有する県なのに全然パッとしないよね(愛知県の方すいません)。バレンタインぐらい許容できるユーモアを学校は持ってもいいと思うけどな。

でも、学校に不必要な物は持ち込まないというのなら、学校教師が吸うタバコだって明らかに学校には不要物なんだから持ち込むなよと思ってしまう。タバコは有害なわけで、有害なタバコを吸う教師の姿を見せるのは教育上よろしくないと思うが。有害物を吸うのを生徒が真似したら困るでしょ。校則は生徒を規律するもので、先生は対象外ということでしょうけどね。