ご近所から了承をもらっていても、楽器演奏をする際は気を配る必要があります。
今回は楽器の買い替えを機に防音工事を行った中川さんの事例をご紹介しましょう。
 

■防音工事のきっかけを教えてください

楽器の老朽化による買い替えの必要性が出たことで、演奏環境を見直そうということになり、その延長で防音工事の話が出ました。
うちの周りは比較的のどかな住宅街で、ご近所も昔からの顔なじみばかりですから、楽器演奏についても寛大な心で受け入れてもらっていました。
でもこれから何年も続くとなると、さすがにご厚意に甘えてばかりではよくないということになりまして。
ちゃんと専門業者による防音対策を講じるべきという意見が出たことで、楽器の買い替えより先に防音工事をすることになったんです。
防音工事によりきちんと音漏れ対策をしてあれば、本格的な楽器を揃えても気兼ねなく演奏ができるようになりますし、これまで受け入れてくださっていたご近所の人たちへも面目が立ちます。
善は急げということでさっそく防音工事を行ってくれる業者探しをスタートさせました。
 

■防音工事で苦労したところはどこですか?

 

やはり業者決めでしょうか。
こちらは専門的なことは何もわからないので、一からの手探り状態でして・・・。
ネットで検索したり、友人の伝手で紹介してもらったりすることでようやく見積依頼をすることができました。
でもここからもまた大変でして。
本来であればこちらから要望などを伝えて、プランを出してもらう形なのだと思いますが、勝手がわからずお任せ状態になってしまったんです。
そのため改めて要望を伝えて、可能かどうかの打診をして、というまったくの二度手間になってしまって・・・。
防音工事についてもう少し勉強してから連絡を取ればよかったかな、なんて思ってしまいました。
ですが日本防音さんですとか、環境スペースさんですとか、対応してくださった工事業者さんたちはみな対応が丁寧で好印象でしたね。
私のような不慣れな依頼者も案外多いのかもしれません。
 

■防音工事を終えて、感想を聞かせてください

防音室のプランが決まったらあとはもう着々と工事が進んで、体感的にはあっという間に完成しました。
ご近所さんへのあいさつを早めに済ませておいてよかったです
足踏み状態だったのは見積もりの段階だけだったと思います。
完成した防音室もプロの仕事という感じで立派なものになりましたし、本当に感謝しかありません。



防音工事は専門的な施工になるため、依頼者から細かく要望を聞いたり、綿密な打ち合わせが必要だったりします。
そのため、知識だけでなくしっかりと実績を積んだ業者を選ぶと安心ですね。