34歳9ヶ月
初診日から約1ヶ月がたち、前回指示された通りに生理開始から8日目に第2診の予約をとりました。
子宮卵管検査は通常の予約枠と違うため、アプリで間違えないように注意して予約。
平日の午後3時を予約したため、仕事は午後半休をとりました。
クリニックに着いてからは、『子宮卵管検査』という初めての体験にそわそわして、頻繁にトイレに行く等、落ち着かなかったです。
15分ほど経った頃でしょうか。
とうとう私の番号が表示され、内診室に向かいました。
服を脱いで座ると、内診台がゆっくりと回転していきます。
消毒のあと、子宮内にカテーテル?が挿入されました。
この時は少し違和感があり、体に力が入ってしまいます。
続いて、医師から「お水を流しますね」と声がかかりました。
下半身は見えませんが、お腹の奥にポコポコと水が入っていくような、なんとも言えない不思議な圧迫感。
漏らしていないのに、下半身から水の流れる音が聞こえてきて、少し恥ずかしいような、緊張するような感覚です。
見えない不安と鈍い違和感で、ひたすら時間が過ぎるのを待っていました。
すると超音波の画面を見ていた医師が、淡々とこう言いました。
「右の卵管は通っているけど、左は通っていないね」
えっ……?
えっ……?
それって、マズいんじゃないの?
不安が一気に押し寄せましたが、突然のことに言葉が詰まり、モゴモゴしている間に検査は終了。
検査直後の呆然とした気持ちのまま、隣の問診室へと移動しました。
初診の検査結果と今回の子宮卵管検査を踏まえて問診室で告げられたのは、
私の想像を超える「現実」でした。
先生から提示されたのは、以下の3つの事実。
- AMHの値が 1.18(34歳の中央値 2.62の半分以下)
- 左卵管が通っていない(卵管閉塞の疑い)
- 甲状腺ホルモンの数値異常(専門病院での受診が必要)
先生は
「AMHの数値が低いからといって妊娠できないわけではない、数より質」
「卵管が片側通っていないことで、確率が単純に半分になるわけではない」
とフォローしてくれましたが、私の頭の中は真っ白でした。
初診のときにあれほど根拠なく「自分は不妊じゃないはず」と思っていた楽観的な考えは一瞬で吹き飛び、代わりに押し寄せてきたのは、
「もしかして、私、妊娠できないの?」
という大きな焦りと不安。
怒涛の診断内容を前に、私はただ「はい……はい……」と返事をするだけで精一杯でした。
(お恥ずかしながら、AMHという言葉も今回初めて知ったくらい、不妊治療の知識がなく、医師にどのような質問をすれば良いのかわからずの状態で…)
治療を始めるには夫の検査と夫婦の同意書、戸籍藤本が必要だと説明をうけ、同意書の束を渡されました。
分厚い紙の束を抱えて待合室に戻り、すぐにスマホで『AMH 低い 妊娠可能性』と調べたり、『卵管 閉塞』と調べたりして、なんとか今日の検査結果を受け止めようとしました。
たった1時間で、私の妊活は「お気楽なスタート」から「現実との闘い」へと一変したのです。
次回第2診のお会計です。