夜中に起きる。く、暗い・・・家の中の多くのものは見えない。でもそれでいい、いや、それがいい。ストロボのように眩しい光線に目をショボショボさせる不快感を好むでもなく、でましてや覚醒したくもない。そんな悩みをトイレで起きる度に繰り返している人は少なくはないだろう。トイレの電球を暗めにして凌ぐのが最も普通で一般的な次善策かもしれないが、ようやく目が慣れた頃や日中文字を読むには役不足。
そんな不自由をしらりと解決してくれる商品はすでに存在する。そう、よくある電球型蛍光灯ってやつだ。60~100Wタイプが明るめニーズを満たすには最適。しかし、どのメーカーもこの有益な使い方がパッケージのどこをみても記載していない。すぐ点かない蛍光灯の弱点克服の呪縛からかどうかは不明だが、「すぐ点く」ことばかりを売りにしている。
しかし、未解決の課題がある。それは「すぐに点く」とはいえ「すぐに明るい」とは限らないことだ。おそらく夏場に初めて使用を開始した人は気づかないであろう。そして、真冬でもトイレの個室まで暖かな全館空調の行き届いた邸宅にお住まいの方も。つまりは平たく言うと、寒冷な状態では「すぐに点く」ことに嘘偽りはないにせよ、明るくなるのはスグではなく、しばし時間がかかるのだ。といっても水銀灯ほど遅くなく「ほどよくゆっくり明るくなる」。
これを逆手にとってしまうと、従来型の電球と差別化する特徴になりうる。早く点くことは、今後さらに置き換わるかもしれないダイオードに(どうせ勝てないなら)譲っておき、「自動調光機能(点灯時)つき」用足しライトとしてトイレ専用商品という仕立てに変えるのだ。現在の商品をチューニングし、夏場でもゆっくり明るくなるようにして。
技術的には機能低下方向に進むわけで難易度低な気がするのだが・・・いかがなものか。