双極性障害と自己啓発本
みなさんこんにちは
うつ病は鬱状態になる病気ですが、双極性障害は、うつにも躁にもなる病気です。
基本、数年周期でうつと躁を繰り返すそうですが、私の場合そのサイクルがどうも短く、朝には躁だったのに夜うつになるなんて感じで、治療がなかなか困難な様です。
さて、私は元来本を読書が好きでした。
今でも、調子が悪くない時は、読んだりします。
SF、ミステリー小説や、漫画、そして自己啓発本など。
この中で自己啓発本程、双極性障害の私にとって危険なものは有りません。
先日もAmazonのAudibleが90日間無料という宣伝がメールで来ました。
以前から興味があったので、早速登録して聴いてみることに。
本の種類は限られていますが、スマホで聴けて再生スピードも調整できるので、これは有りだなと思ったのです。
本の多くは、自己啓発本が多かった印象があります。『同志少女よ敵を撃て』もありましたが、この作品は、活字で読みたかったので、時間を有効に使う方法についてのHow to本を聴いてみることに。
聴き始めると、最初はタメになるな〜、こんな方法もあったんだ、と目から鱗状態でしたが、3分の1を過ぎたあたりから、方法論のハードルが、上がって行きとても自分ではできそうもない、と感じる内容になってきました。
すると、自分は、なんて無能でダメな人間なんだと激しい劣等感に襲われ、聴くことができなくなり、そのまま退会しました。その余波は大体1週間ほど続いた記憶があります。
それ以来、自己啓発本を読むことは無くなりました。
ただし、これは私個人の体験なので、Audible興味がある方は是非トライしてみてください。