ものみち湖の『エグリの季節』の解説 | 胙豆

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傲慢さに屠られ、その肉を空虚に捧げられる。

書いていくことにする。

 

まぁ解説って言っても前回の『アプリリアの季節』同様、ただ無断転載するだけなのだけれども。(参考)

 

今回も未成年者が読んだら問題があったりなかったりする内容なので、未成年の方はそのことを頭に入れて以下の内容を読んでください。

 

とにかく、うだうだ言わないでさっさと画像を持ってくる。

 

(『キャンディータイム』『エグリの季節』1991年3月号 富士美出版1990年 pp.179-194)

 

転載が終わったので解説を書いていくのだけれども…疑問点、どう?出そう?

 

僕としては大して書ける内容がやっぱりないのだけれども、いくらか絞り出して書いてく。

 

まず、ものみち湖ってのは鬼頭莫宏先生の昔のペンネームで、その鬼頭先生の初期作品である『ヴァンデミエールの翼』に何となく雰囲気が似ているなと思った。

 

その話は解説を書き始める前からしようとは思っていて、けれども、いざ書き始めてみて、ヴァンデと『エグリの季節』を並べて見てみたのだけれど、そこまで雰囲気が似ているということはないと分かった。

 

同じ人物の描いた漫画だから絵が似ているのは当然なのだけれども、『エグリの季節』の6年後に『ヴァンデミエールの右手』を描いているわけであって、その期間に変わるところもあったのだと思う。

 

例えば、鬼頭先生だと『なるたる』とかが有名で、『なるたる』だと登場人物の線が非常に細い。

 

(鬼頭莫宏『なるたる』4巻p.117)

 

一方で『エグリの季節』だと線は細くなくて、太もも辺りの太さが全然違う。

 

(『エグリの季節』p.186)

 

足の作画が『なるたる』期とは全然違う。

 

このことから鬼頭先生は別にこの頃、『なるたる』の時のように体の線が細いキャラクターは描いていなかったということが分かる。

 

『なるたる』の解説をしたときにどっかで言及したと思うけど、おそらく、鬼頭先生のキャラクターの体つきが華奢なのは、『なるたる』が連載してた頃に発売されていたギャルゲやエロゲが元なのだろうと僕は考えていて、『エグリの季節』の頃には鬼頭先生が作画の後に参考にしたであろう作品がまだ発売されていない時期だったのだと思う。

 

僕はギャルゲはプレイしたことがないし、エロゲは2回くらいしかやったことがなくて、しかもクリアをしたことがないから詳しいことは分からないのだけれど、某RTA走者の生放送を見ていた時に『ときめも2』辺りのオープニングの映像が流れていて、その映像に出てくるキャラクターの細さが鬼頭先生が描くキャラクターの細さと酷似していたので、おそらくそのようなところを参考にした結果、『なるたる』のキャラクターの体つきは細いのだと思う。

 

実際、『ぼくらの』期にはもうそのような華奢な体つきで描かなくなってきていて、一方でエロゲギャルゲの界隈でのそのような細い作画も一過性のものだったようで、そういう作画はその時期のものでしか見ない。

 

まぁとにかく、『エグリの季節』の時期には細い体でキャラクターは描いていないのは事実だと思う。

 

ただ、女児の体を細く描くというのは今現在でも変わらないようで、鬼頭先生の最新作である『バスを釣るなら』に出てくる女子小学生の太ももは非常に細く描かれている。

 

ロリコンだからしっかり観察をしている御様子。

 

けれども、『なるたる』の場合は女児の体が細いのはそれは実際鬼頭先生の観察によるものなのだろうけれども、別に女児であろうがなかろうが体が細かったので、そのような全体的に細い作画は個人的にそういう所から来ているのだと思う。

 

…一切関係ないのだけれど、『なるたる』で体つきが華奢に描かれているシーンを探すに際して見つけてしまったものがある。

 

(『なるたる』1巻p.27)

 

この最後のページのシイナの腹を見て、僕は笑ってしまった。

 

やっぱり、児童ポルノを所持していた本物の方は良く観察していらっしゃるなと思った。

 

実際、幼女の腹部はこのように出ている。

 

筋力が足りなくて、思春期を迎える前の女児は、内臓を支えきれなくて腹部が少し出るような格好になる。

 

このことは専門用語でイカ腹と言う。(参考)

 

イカ腹については僕のロリコンの友人から聞いた話で、彼は「イカ腹motto押せ」とか意味わかんないことを言っていたけれども、彼は実際エロロリ漫画を描いて生計を立てているくらいの本業の方なのであって、ロリコンの人にとっては性熟を迎える前の少女の腹は出ているという知識はある意味常識なのかもしれない。

 

鬼頭先生もしっかりシイナをイカ腹で書いてるしな。

 

ちなみに、その友人は親戚の人に「まだおっぱいが出てくる漫画を描いているのか」と聞かれて、「おっぱいは描いてないよ」って答えたって言っていた。

 

まぁ嘘ではないですね…。

 

さて。

 

話を『エグリの季節』に戻すと…いや、戻したところで書くことないんだよなぁ。

 

全体として、普通に鬼頭先生がバイクが好きだから、その好きなバイクにちなんだエロ漫画を描こうとしたという以上のことはないだろうと僕は思う。

 

で、バイクにちなんだということで、バイクの上で性行為に及ぶという話を描いたという話なのだろうけれども、ちょっとニッチ過ぎるかな…?と個人的に思う。

 

そして、女の子にバイクに試しに乗ってみなよという感じで乗せたら即行為なのだけれども、女の子はその時点で既に臨戦態勢(婉曲表現)だったんですかね?

 

(同上pp186-187)

 

こういう事が可能ということは、もう最初っから"期待して"この小屋に来たという話になってしまうし、もう期待どころか完全に堕ちた状態で彼の元にやってきたということになってしまう。

 

清純そうな顔してとんだ〇〇じゃないか…。

 

まぁなぁ、準備体操(意味深)とかしてたら、バイクの上で事を行うというのは中々に難しいから、話の都合上仕方がなかったのかもしれない。

 

ものみち湖先生の頭の中にはおそらく"バイクの上でやる"という決定事項があって、それに合わせて物語を構築した結果、このような展開になったのだと思う。

 

とはいえ、冷静に考えて展開がクッソシュールなんだよなぁ…。

 

さて。

 

無断転載ではなくて解説の体を保つために色々書いてきたけれども、正直これ以上書くことが見当たらないのでこれくらいにする。

 

そうそう、前回の『アプリリアの季節』の解説なのだけれども、後々確認したら転載した画像がいくつか削除されていた。

 

どうやら、アメブロの基準では乳首はアウトらしい。

 

記事自体は僕の姑息な方法によって閲覧禁止処分から免れているのだけれども、どうも、投稿される画像データをアメブロのスタッフの人が逐一確認しているようで、アメブロの基準からしてアウトな画像データは見つかり次第削除されてしまうらしい。

 

まぁ、人力でやっているから精度はそこまで高くなくて、どう考えてもアウトな画像が消されなかったり、反面、これくらいは許してよって画像が削除されたりもする。

 

全裸のシイナが削除されなかったり、単なるパンチラが削除されたりしている。

 

それはその作業をその時に行ったスタッフさんの裁量なのだけれども、おそらく、数時間後にはこの記事のいくつかの画像が削除されてしまう。

 

所詮は人力だから、画像のサイズとか変えてスタッフさんが見逃すタイミングを計って画像を上げ続けて削除されないパターンを引くという方法も取れるのだけれども、やり過ぎると退会処分を受けるので、そういう方法は取れない。

 

僕は数年前に『殺し屋1』の垣原さんが拷問を趣味で受けているシーンの画像を持ってきたら記事が閲覧禁止になってしまって、暫くしたら運営さんからメールが来て、今後こういうことが続くようだったらアカウントを削除するという警告を受けている。

 

なのでどうしようか色々考えたのだけれども、あきらめてzip形式で配ることにした。

 

ここからダウンロードしてください。(参考)

 

キーワードは「kimihakirari」でお願いします。

 

リンク先に行って、「kimihakirari」と入れて、認証用に横で表示されている数字を入れて、ダウンロードを押せば落とせると思う。

 

スマホだとダウンロード出来てもファイルは解凍出来るか分からないから、出来ないようだったらパソコンを使ってダウンロードして、zip形式のデータを解凍してください。

 

やり方が分からなかったら「zip 解凍」でググれば分かると思う。

 

何故僕がこんなことをしなくちゃいけないんだろう、この行為は僕に一体どんな利益があるのだろう、とは思うけれども、他に方法もないしなぁ。

 

まぁ色々仕方ないね…。

 

では。

 

・追記

Q.kimihakirariってなんだよ。

A,

(鬼頭莫宏『自立胴人形メーカー悲史概史』より)