電子ピアノの限界はいつくる? | 東村山 萩山 小平 子供の生きる力を育てるピアノ・声楽教室 きらきら音楽院

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幼児音楽教育、声楽で音楽高校、音楽大学受験、コンクール対策(ピティナ、グレンツェン、ブルグミュラーコンクールなど)本格的なクラシックの声楽とピアノを教えているお教室です。

夏休みですが、皆さんそれぞれにお休みのスケジュールがあるようで、

今年は、なんとなく生徒さんに合わせて私も流動的に夏休みを過ごしています。

なので、レッスンは毎日少人数で少しいつもよりもゆったり目にしております。

普段はなかなか時間がとれないのですが今月は3回なのでゆったりと時間を

とって一人ひとりにより丁寧なレッスンをしているというわけです。

(いつもさぼっているわけではないですよー)

それぞれのレベルにあわせて、今とにかくリズムが苦手ーという子には

リズムのトレーニング。音が読めないという子には、和音カードや音符カード

を徹底的にやってます。

もちろん、ソロの方も徹底的に細かいところまでチェックしていきます。

1、2年生には、徹底的にソルフェージュを強化しています。なぜなら、この時期

はとにかく記憶力、理解力がいいんですよねー 

でもその反面、ちょっと指の発達がまだ未発達な子も多いし、まだピアノを始めた

ばかりで親御さんも、ピアノを習い始めたはいいけど、うちの子続くのかしら??と

ご心配されているお母様、お父様が多く、子供によってはまだキーボード(44しか鍵盤

のないもの)などを使用してレッスンにいらっしゃる子もいます。

でも私は基本的に、ピアノを絶対にかってくださいとはいいません。

半年つづけて通っていただくと、生徒さん自身が鍵盤が足りないとかペタルが

ないとかそういう悩みにぶちあたるのです。私はその時に購入しても遅くないかな

と思っています。それまでは、一生懸命ソルフェージュと鍵盤と音の名前を

覚えることに集中するのもいいのではないか・・・と考えるからです。

生徒さん自身の、ハングリー精神が育つといいいますか・・

そういう例も今まで何度もありました。

 さて、もしその時(小さいキーボードでは限界がきた時)になって環境が許すのであれば、

迷わず本物のピアノをお勧めします。

生徒さん自信がピアノが楽しいと感じ、自分でうまくなろうとしたとき、電子ピアノの限界

というのがすぐその先に見えるからです。

とはいえ、生徒さん自信にも色々な事情があると思います。

電子ピアノで一生懸命練習してきた生徒には、ステインウェイのピアノで思い切り楽しんで

弾いてほしいと思います。

私は生徒さんにとにかくレッスンでおうちで練習するかのように何度も何度も同じどころ

をひかせていると思います。

それは、1回のレッスンの中でとにかく何回も弾けば弾けるようになって、楽しくなるという

体験を少しでも多くさせてだげたいからです。弾けるようになると聴けるようになりますからね。

そして、とにかく鍵盤の底を感じて弾くことをこの素晴らしいピアノ(自慢みたいに聞こえて

しまったらすいません)で感じてのびのびと弾けるようになっていただきたいからです。

とまぁ長くなってしまったのでこのあたりで・・・やめておきますね。