もう、なんというか・・・
(苦笑)
という言葉しか出てこないです。
わずか1時間前に「風林火山」で、山本勘助の壮絶な最期を見届けた目には
この投げ捨てられた最終回を正視することなど、とてもとても・・・
まさにぶった切られたような最終回。
旧「エヴァ」劇場版を観るかのような終わり方でした。
編集も本当にそんな感じだったし。
というか裏番組と被るさんまちゃんを早く画面から消したい、
そんな感じと言われても仕方ないような。
ただ、敢えて言うならば、
そのぶった切りで、妙な余韻が生まれた・・・と言えば生まれたのも事実。
最後のユリの台詞、捕らえようによっては
全くハッピーエンド、というわけでもないわけで。
圭佑(今考えれば「桑田圭佑」から来てたのね)が創ろうとしていた
(しかもそれをご丁寧に最終回で、殊更に強調していた)
幸せな家庭をぶち壊す可能性さえある、残酷な一言でもあるわけですよね。
ユリの出方によってはどう転ぶのかわからなくなる・・・
だから圭佑がその言葉に応える表情を表現せずに、このドラマは終了・・・
うーん。
捉え方によっては、恐ろしい結末でもあったような・・・ええ。
そんな、妙な余韻を与えてくれた、と言えば与えてくれたドラマではありました。
そして長澤まさみは可愛い、という事実も突きつけてくれたかな、と。
とりあえずは、次クール、
「もっともっと、面白いドラマを見せてください!」
素敵な虚構の世界の創造、それをTBS伝統の日曜劇場に期待します。