ご存知ですか?

テレビ朝日「スーパーモーニング」の「独走スクープ」、

茨城県鉾田市の議員の「セクハラ視察旅行」追求。

久々に、取材陣と対象者との過激なぶつかり合いを

目の当たりにしています。

車で出ようとする対象者の車の扉に、

ディレクターが自分の体を入れて締めさせないようにし、

そこにレポーターが、感情的とも取れる取材を一方的に繰り広げる。

そして取材対象者は車を無理やりに動かし、ディレクターを突き飛ばす!

もlのすごい光景に、今日お休みをとってゆっくり寝ていたところ

飛び起きて、マジマジと見てしまいました。

これまでの流れを、今日観た限りでまとめると、

被害者の女性が「セクハラだ」とテレビ朝日に訴え、

それを追求したところ、その当事者は黙秘を繰り広げている。

さらに当事者の仲間(鉾田市議員の「つくしクラブ」)は

「ありゃセクハラじゃねぇよ」「お前の取材、ありゃなんだ」「みのもんたに訴える」

などなど、ディレクターたちを猛批判。

その態度に憤った「スーパーモーニング」コメンテーター陣が「つくしクラブ」に

「スタジオに来てください、話をしましょう」を訴えるも、「つくしクラブ」は完全無視・・・

そんな感じです。

番組を観終わった後、感じるものがあり

思わず「スーパーモーニング」宛に投書をしてしまいました。

なんとなく、相手も「議員」という「権力」を振りかざしているようですが、

テレビ朝日も「メディア」という「威力」を振りかざしているように思える、そんな内容なのです。

対象者(この人も元議員なのだが)や議員は自らの尺度で

「あれはセクハラではない」と続けている。

テレビ朝日も、批判意見も来たとはいうものの

それを番組で紹介することはほとんどなし。

「つくしクラブ」から来た文書も、

「時間がないので割愛する」と、一部しか紹介しない。

テレビ朝日の画面からは、「独走スクープ!」と鼻息荒い姿が、

画面からマジマジと伝わってきます。

でもだからこそテレビ朝日は、紳士的な態度でこの取材に

臨んでほしいと思うんですよね・・・

それが議員連に冷静な感情を取り戻させ、セクハラ被害者への

「心からの謝罪」の言葉を引き出すことにもなるきっかけとなるんじゃないかなぁ・・・


自分達のフィールド(スタジオ)に来い、なんてメディアで言われたら、

これは「強要」に聞こえます。

電波を使って、知らないうちに、周りを固められるわけですから。

感情のぶつかり合いは、確かに画的にもスリリングで、

視聴者としてはひきつけられないといえば嘘になります。
(同じ番組でも、やくみつるvs亀田パパみたいな、ああいうの)

でも、感情と感情の激突よりも、

その感情が収束していく姿を、観てみたい思いなんですよね・・・

とりあえず、次週この取材がどのような展開を見せるのか、

そしてどうランディングしていくのか、ということには

興味を持たずにはいられない、そんな状態です。