税務署が好きなもの??
昨日の記事の最後で振替伝票をメモ用紙で使うと書いた続きです。海鮮まぐろ丼も元経営者→現清算人ですので、経理処理をしなくてはなりません。簿記とか税務については多少の知識はあるものの、詳細な税金の計算まではできません。もっともその為に税理士さんや会計士さんがいらっしゃるわけで、税務署に直接相談に行ったりすることもありますが、専門家に聞けばいいわけです。ただし、その際に大事なのは費用や収入が何によって発生したかをきちんと説明できなくてはなりません。とりわけ税務署は説明のつかない、つじつまの合わない所を特に好んで、え~、好き好んでつついてきます。ま、当たり前と言えば当たり前です。不正な取引による税金逃れなどはもっての他。会社の経営者や経理担当は説明がつくように処理していればいいわけです。

1冊110円のスグレもの
一番困るのは、領収証がない場合。無くしてしまったら、再発行をお願いするか経緯をメモ書きでいいので添付しておくこと。海鮮まぐろ丼オススメなのは、経営者が出した支出は経営者が伝票を起票してしまうこと。その際に、打ち合わせした内容の要点だけを書いておくこともできる。

<例> 単純に物品の購入や費用支出
借  交際費 5880  貸 現金  5880  打ち合わせと会食
※仕入と季節商品購入のサンプル検討。値引き5%可

右下矢印実際に使ってたもの

海鮮まぐろ丼 KAISENMAGURODON
費目がいくらで、誰々と合った、3%~5%まで値引き、残返品OK、担当者が来月誕生日なのでメールしとこうなど。打ち合わせの大体所要時間1時間26分など。これを経理担当に領収といっしょに渡す。後で決済するときにこの伝票を添付させておけば備忘録やちょっとしたアイディアもわいてくるかもしれない。ま、経理担当は嫌な顔をする。伝票はメモ書きじゃないんですけど・・・と。一冊110円なので、いい手帳を買うよりは実務的でいいと思う。

経営者に必要なのはバランス感覚
メモ書きとして利用する際には、必ず借方と貸方に書くこと。時間をつかって打ち合わせをしたなら、貸方。値引きを引き出せたなら借方へ。何も引き出せずにいたなら、相手の情報でもいい。次につなげることだ。会社で起こることのすべては金銭的な感覚に換算する。そうすることでどうすれば利益を残せるか自然と考えるようになるし、費用の使い方も中身のあるものになる。実際、経営のバランスをつかむ上では重要なことだ。費用ばかりかけて結果が出ないことが一番空しい。費用と収益のバランスがとれているかを感覚としてつかむための修練、手法の一つがコレだと思う。

経営者が抱える問題は、経営者にしか分からない。問題が見えた時には手遅れかもしれない。見えない問題こそ、見たいのだが・・・。



海鮮まぐろ丼使用中のコクヨ製振替伝票 一冊110円ぐらい。お近くの書店またはネットで手に入る。
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