変形性足関節症
例の足首の件なんですが
現在、なお通院リハビリ中ではありますが、痛みの原因発覚、そして手術から現在まで、まとめて書いてみたいと思います。
まぁ、心に余裕ができたっていうのは大きいかもしれませんが。
なんで？という所は。。。。。
もし、ですが
同じ症状の方で悩んでらっしゃる方がいれば、少しは参考になるのではないかと思いまして。
私も悩み、色々検索しましたけども、もう少し原因発覚が早期であれば違った結果になったかもしれませんし、温存、予防もでたのでは、ということです。
では、興味のある方は読み進み下さいね。
序章？！
思い返すとずいぶん前から症状はあっかたと思っています。ただ、それが今回の序章であったかは謎なのですが。。。。。
まず、正座ができなくなったこと。
日常、正座することはありませんが、なんとなく足首が曲がらない、曲げると痛いと言った記憶はありました。
釣りでも自覚はあって
カヤックを担いで丘を降りる時とか、段差や石を踏んで足首がグイッと曲がった時とか、普通な痛み以上を感じていました。
ただ、そのくらいだったので、スポーツ、マラソンするわけでもなく、生活に支障があったかというと「大したことはなかった」というのが正直な所。ですから、このくらいで病院に行くこともありませんでした。
決定的な痛み
2018年11月末、大好きなライブに行ったわけですが、大盛り上がりでそれは楽しかったんですが、翌日に違和感が。
最初は痛風かとww
普通なら捻挫？と思うかもしれませんけど。
そもそも痛風持ちで薬は飲んでいましたが、それ以来数値も安定して発作もなかったんですけども、それに近い痛みが足首に。それなら普通1週間で治ると思っていましたが、なんで痛風？？と思い当たる節もなく、中国出張。
今でも覚えていますが、食事の後。。。。。足パンパンwwこりゃおかしい、もう普通に歩けない状態です。食べ過ぎたからいよいよ痛風か？！と思いましたが、付き合いの長い通風、そんなにすぐに症状が出るわけもない、と帰国後も引かず、病院へ。
原因発覚？！
まず当然のように通風を疑われ採血、レントゲンでした。
数値から痛風ではないことはわかった。
原因がわからない。
ん？これか？
と言われたのが石灰。
四十肩の原因と言われるやつですね。私もレントゲンでそれらしき破片を目にしたのでなるほどなるほど、と。
大したことはない、って事でロキソニンをもらっただけ。
原因もわかってホッとしました。
しかし。。。。。。
痛みは治るどころか増す感じ。
歩行にもかなり支障が出てきて歩くのが嫌になってきた。
うむ。
診断に疑問を感じましたし、とにかく普通じゃない、骨折ならレントゲンでもわかるだろうし、そうでもなきゃ何なの、この痛みは。原因がはっきりすれば気分的に良いんですが、内臓やらが原因ではあるまいな？！と考えるように。
とにかくゴールデンウィークまでにはなんとかしたい。
やっと判明？！
2019年4月頃でしたか。
ネットで検索して同じ症状、石灰で回復した書き込みを見た、たまたま近所の整骨院へ。
症状を伝え、マッサージと電気でしょうかね、施術を1ヶ月くらい行いました。施術後は腫れも引き、歩行もすごく楽になる感じが嬉しくて、しばらく通えば良くなりますよ、の言葉に足繁く通ったんですが、1ヶ月くらい通っても腫れは引かず、先生もおかしいですねぇ、と。よかったら足首専門の病院を紹介します、という事で現在の病院にたどり着いたのが2019年の5月半ばです。
さて、ここで原因が判明するわけです。
改めて言いますと
「変形性足関節症」
最初聞いた時は
？？？？？？？
えっ、変形？
でしたね。
カルシウムでも不足してたか？と思ったり。
捻挫でも骨折でもないし、聞きなれない病名に頭をかしげました。
簡単に言うと骨と骨の間には軟骨があるわけですが、それが無くなって骨同士がぶつかっていると言うもの、だから痛い、と。
リウマチがこの症状に近いらしいですが年齢的に違うでしょう、と当時は言われました。が、現在疑われ中wwこれはまた後ほど^_^
治るのかと聞くと
治らない、とキッパリ。
そーっすか。困ったなぁ。
装具を試す
まずは装具を作ってみましょう、となりました。
私の場合は足首の距骨というところなので所謂、靴の中のなかじきですね、足底板とも言うらしいですが、これを患部の負担にならないような傾斜をつけた着地になるよう、足に合わせて作ってもらう専用装具試すことに。
敷いた感じは足の内側、土踏まずの部分が高くなっていて足が傾く感じになります。これがとても楽でした。
しばらくこれで歩いていましたが限界が。
堪り兼ねてAmazonで杖をポチり。
この時点で心の中でオペ確定していました。
オペを決断
通院は続けていましたが
自らオペをお願いしたのが2019年6月中頃
オペに関して言うと、リスクはあると言うことでした。自分でも調べてみましたが、成功するにせよ、失敗するにせよ、今の状況のままでは普通の生活とは言えないし、今より悪くことはないだろう、と言う判断でオペ決断、迷いはありませんでした。
なってみないとわからないと思いますけど、普通ではない、苦痛。。。。。。ありえないっす。
失敗、再オペなんて事を考えると鬱になりますが、このままでは人生まで変わってしまう、釣りにいけない、となると、オペを悩んでる場合では無い、と言ったところでしょうか。
オペまでの間、CT、MRIをやりましたが素人の私がわかるほど骨がぶつかり、嚢胞（のうほう）と言う空洞の様な巣穴の様な穴が骨にがたくさん出来ていて、普通では無いことが目で見てわかるほどでした。
疑問なのは、別の病院で撮ったレントゲンではどうだったのか、同じ様に症状が現れていなかったのか、という事。今更、その病院に行く気も無いですが気になります。
オペの時期は2019年10月に決めていました。
理由は釣りがしたいのと、年内には完治したいから。
そして
10月8日事前入院
10月9日オペ
10月11日退院
と。
オペの内容と感想
オペの内容ですが
ダメな骨をくっ付けるんですが
スカスカになってしまった骨を補う為
膝の下から骨を拝借
その骨をダメな骨に移植します。
その上でダメな骨と問題ない骨をくっ付ける為
チタンプレート2枚とビスでくっ付けます。
結果的に一箇所、関節を失います。
まぁ、アスリートでもないので、痛くなくなれば気になることではありませんね。
オペの感想ですが
ぶっちゃけ、全くビビっていませんでした。
本当ですww
強がりではありませんよ^_^
それどこではなかったし、麻酔で意識が飛んで覚めたら終わってるんでしょ？
実際思った通りでした。
それだけ切羽詰まっていたんでしょうね。
オペ後
苦痛と苦悩でしたね。
何しろ痛い。
寝られなくて何度も痛み止めを貰いました。退院してもしばらくは痛みは続きましたが、今思えば薬がロキソニンだったし、それほどの痛みってわけでは無かったのかな？と思うんですが^_^
更にはこんな思いして本当に治るのか、という不安。そうは思ってもなす術ないんですけどね。
オペ終了後の杖生活
その次の関門が杖生活。
これは。。。。想定していた以上に大変でした。
少しの移動、家の中くらいならまだ良いんですが、そこそこの距離、となると想像以上に大変です、もう情けないくらいに。必要に駆られて慣れていったと言う感じで、私の場合は在宅勤務が許されたのでまだ良かったですが、ギブスのまま両杖で通勤していたら死ねたでしょうねww
ギブスが取れ、足が地につける様になって通勤となりましたから、まだマシだったかも。
いずれにせよ、杖はまっぴらです。
電車は乗るまですごく心配でした。
座るために努力もしましたが、この日本、まだ捨てたもんではありません。幸いにも譲ってもらえたりで大変助かりました。こんな時ばかりは自分のためにも率先して座る、やせ我慢なんてしない、優先席を利用することを強くお勧めします。
現在
感触としては。。。。。
オペ前の痛みは無くなりました。
杖もなくなり自立歩行、リハビリ中ですが、硬くなった筋やらで足首、指先など可動域が狭くなってしまったおかげでそれを超えると痛い、と。ただ、痛くはあるけど、日に日に楽になっている実感があり、気分的にもとても良くなりました。
ただ、まだまだ歩行速度はじーさんばーさん程度ですけどねww
普通の幸せ
少しのお役に立てれば
と言うのは前述の通りですが。。。。。。
こんな痛みで死ぬわけでも無いし、大病を患った方からすればたいしたことでは無いかもしれません。
が、普通って幸せ
私の場合、生涯、自分の足で走ることはないでしょう、そもそも走るのは嫌いだし普通に歩ければ十分です。オカッパリができて、カヤック担いで歩ければ十分です。普通に戻るだけで良いんです。
恐らく、同じ症状で苦しまれている方も同じ気持ちではないかと思いますがいかがでしょうか。
って、普通は走れるまで回復したいですよねww
もし、足の痛みや腫れがしばらく引かない、原因が分からないようなことがありましたら原因究明、セカンドピニオン！！これを忘れないで頂きたいです。
私も舐めていました、たかが足の痛みと。
ただね、50手前のこの歳でこの症状は珍しいそうで、根本の原因はなんだったのかは未だわからず、疑いがあるのはリュウマチ？！もしくは血液中のある数値か？と言うことで、引き継ぎ通院中です。
それと、足が痛いから整形か、と言うとそうでも無いなぁ〜という事。
1番大切なのは何故そうなったか、原因が何だったのか、と言うことですね。くどいようですが、これを究明出来なければ根本的な改善、再発防止になりませんから
お金と時間に余裕があれば、やはり大病院で、人間ドックのフルコースなのでしょうかね。
もし、この次に。。。。って、こんなことが起こって欲しくは無いですけど、慎重に対応していきたいと思います。
今年は足の痛みを気にする事なく
釣行できるよう、遠征だって？！
リハビリに頑張りますよ〜^_^
という事で
皆様もお気を付け下さいませ！！