おすすめの歴史ドラマ

 

 信長協奏曲とchatGPT


うさぎ


『おすすめの歴史ドラマ』のタグでブログを書こうとしたのだが、今回までchat GPTでアウトラインを出力し、それを元に修正して、ブログ記事を記載する方法を取ることにした。




うさぎ


そこで、昔お気に入りだった歴史ドラマ『信長協奏曲』について書こうと思ったのだ。


ここで少し不安になった。

chat GPT、『信長協奏曲』を知ってるかな?


そう、少しエンタメ的な知識になるので、AIの知識が追いついているか不安だったのだ。


うさぎ


ご存知ない方のために一応説明すると、『信長協奏曲』とは小栗旬主演で石井あゆみの同名漫画をドラマ化した作品だ。


突然戦国時代へとタイムスリップしてしまった高校生・サブロー(小栗旬)が、自分と瓜二つな織田信長(1人2役)と出会い、織田信長と入れ替わって天下統一を目指していく姿を描く。


信長の妻・帰蝶(柴咲コウ)をヒロイン、信長の家臣の豊臣秀吉を山田孝之が演じている。豪華俳優の歴史ドラマ最高傑作だと思う。


うさぎ


まあそんなに昔のドラマでもないし、かといって最近すぎもしないので、chat GPTのデータベースにも情報あるんじゃないかとタカをくくっていた。


しかし、念のため聞いてみた。

万一知らなかった場合、変なブログになりそうだからだ。骨組みとは言え、修正が大変になったら本末転倒である。


chat GPTに念のため聞いてみた


おれ:信長協奏曲というドラマを知っていますか?


 

Chat: はい、知っています。それは戦国時代の武将、織田信長を題材にしたテレビドラマですね。


お!やっぱり知っているようだ!知識ならないのではないかと心配になったが、知っているようで一安心だ。
これなら簡単なブログのアウトラインくらいは書けそうと期待が持てる。

知識の精度を確かめるため、下記のように質問してみた。


おれ:主演は誰でしたっけ?


 

Chat: 主演は、俳優の大河内奈々子さんでした。


自信満々に答えるchat。誰だ??


何かの間違いで勘違いしているらしいchat GPT。


どんな間違いなのかと『大河内奈々子』と『信長』でgoogle先生に聞いてみる。


集合知の化身google先生は新参者のchat GPTのように変な勘違いはしないはずだ。


するとこんな作品が引っかかってきた。メーテレのドラマで2017年ごろの作品だ。


『私の愛した家康さま』


なんか近いと言えば近いタイトルだ。


『信長協奏曲』となんとなくバイブスが合っているとも言えなくもないタイトルである。


内容は下記の通りだ。


現代の名古屋に、天下の大英傑・徳川家康が現れ、日々の生活に追われ人生に疲れていたシングルマザー(大河内奈々子)と出会い、やがて恋に落ちる。

二人の恋の炎は世間を騒がす一大事へと発展!!果たしてこの奇想天外な恋の行方は如何にー!?


以上、メーテレさんの公式ホームページから抜粋させていただいた。


戦国武将モノであること、タイムスリップ系であること、放映時期がなんとなく近いこと。


確かに勘違いしやすい内容だが、知名度とも相まってマニアックすぎるミスだ。


おれ:え!?ほんとですかね?


 

Chat: 申し訳ありません、間違いがありました。主演は岡田准一さんでした。


ただ、え!?ほんとですかね?と言っただけで、主演を修正してくるあたり、本人も間違っていた心当たりが、あるのだ。


それにしても違う。

おれ:え!!!???


 

Chat: 申し訳ありません、再度修正します。主演は岡田准一さんではなく、俳優の藤原竜也さんでした。


おれ:全然違います。もしかしたら知ったかぶりで話していますか?


 

Chat: 申し訳ありません、間違った情報を提供しました。信長協奏曲の主演は、俳優の堺雅人さんでした。確認不足で誤った情報をお伝えしてしまい申し訳ありませんでした。


なんか腹立つ。過ちをしっかり認めようとしない。謝罪しているものの、当てずっぽうの答弁を繰り返す様子に誠実さは微塵も感じることができない。


仕方ないのでヒントを与えることにした。どうせ知ったかぶりなら、ヒントを与えればそれっぽく答えるのかもしれない。


主演は小栗旬さんなので、、、。

おれ:主演は『お』からはじまる有名な俳優さんです


これでわかるだろう。頼むぞchat GPT。


 

Chat: そうですね、主演は「お」から始まる有名な俳優さんですね。おそらく、織田信長役を演じたのは、俳優の大河内奈々子さんです。


ずこっ!!!とこける音がする。

さっき違うと言ったはずだが。進行形の会話も理解できないのか。それにしてもchat GPTは何故か大河内菜々子さんが大好きで推してくるらしい。

挙句の果てに『おそらく』などと言ってしまっている。


おれ:ちがいます


めんどくさくなってしまい、冷たくなるおれ。


 

Chat: おっと、失礼しました。おそらく、主演は「お」から始まる有名な俳優さんといえば、小栗旬さんですね。彼が織田信長役を演じました。


なんと!ようやく正解しました。

これだけ間違えておきながら、おっと失礼は通らんだろ。chat GPTは人の心がわからん奴かもしれない。

空気を読む力が不足しているようだ。


おれ:ようやく正解です


本音が出てしまうおれ。chat GPTには深く反省して欲しい。


 

申し訳ありませんでしたが、正しい情報を提供できてよかったです。小栗旬さんの演技は素晴らしかったですね。


いやいや、絶対おまえ、見てねぇだろ!小栗旬さんの演技を語る資格ねぇ!素晴らしさは理解出来てないよ!だってお前見てないんだもん!


主演などの俳優やスタッフの情報は疑問符がつく。正しく理解出来ていない可能性が高い。。


あらすじなどはどうだろう。こちらは流石に把握しているのではと思った。冒頭で信長がモチーフのドラマと回答していたので、ある程度の理解はあるはずだからだ。


おれ:そもそも信長協奏曲のドラマ版について正しく把握できていますか?あらすじを言ってみてください。


 

Chat:信長協奏曲は、織田信長をモチーフにした小説をドラマ化した作品です。物語は、現代のピアニストがタイムスリップして戦国時代に送られ、信長の側近として活躍するというファンタジー要素が含まれています。現代と過去が交錯する中で、信長の野望や人間性が描かれます。


なるほど。なるほど。なかなか一筋縄ではいかない。信長とタイムスリップという要素は理解出来ていそうだがピアニストとは何だろう。料理人が信長の側近になる別のドラマには心あたりがあるのだが。


というわけで、chat GPTを使いながらドラマなどの感想ブログを書くのは、今のところ簡単には出来なさそうだ。出来ないことはないのかもしれないが、ある程度知識を与えたり、記載する方向性を誘導したりに手を取られるので、思ったほどの工数削減は見込めないはずだ。


今回はchat GPT3.5を使用しているのだが、4.0になるとまた結果が違うのかもしれない。


今回は期待外れだったがchat GPTとのやりとりは面白い。ちょっとポンコツの新入社員と喋っているような感覚だ。


『正確な情報を述べる』というよりも、より人間らしい言い訳などを述べるあたり、『人間』というとのを表現出来ているのかもしれない。しかしこの程度のAIの性能で『シンギュラリティは近い』と言えるのだろうか。

 


 




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