気持ちを昇華させて、思考エネルギーを軽くすための方法を この記事では解説していきます。
どのように考えていけばいいのか?
どうやって自分の思考エネルギーを客観視すればいいのか? などについても解説していきますので、 気持ちを昇華させて、自分の思考エネルギーを軽くしたいときに参考にしてみてください。
気持ちを昇華させて、思考エネルギーが軽くなると、 自分が作る現実が軽くなり、体験すること自体も軽くなっていきます。
だから、自分の根本である「思考エネルギー」を変えない限り、 どんな環境にいても、 どんな場所にいても、 人間関係を変えても、 似たような現実を体験することになるのです。
では実際に、どうすれば思考エネルギーを変えていくことができるのか? ということについて詳しく解説していこうと思います。
ここの思考エネルギーというのは、頭で考えることや、マインドを使うことではありません。
波動エネルギーを動かしている思考エネルギーとは、「感覚」のことを差しています。
その感覚を使って、波動を変えることも、現実を作ることも実行しているのです。
まず大事なことは、「変えたいと思う現実」が どういう現実なのかを具体的にする必要があります。
例えば、具体的な出来事ではなく、 「自分がこういう気持ちになるのが嫌だ」ということも1つの変えたい現実です。
感じ方や気持ちが嫌になるのは、 出来事や現実に対して、重くなるような判断をしているからです。
アナタが重く感じたり、感情が揺らぐ状態だと思っていることは、 別の人にとって大したことではないと思っていることがあります。
逆に、アナタが軽く感じることが、 別の人にとっては重くなることだったりするんです。
それくらい、物事の捉え方は人によって違い、「これが正解」だというものはありません。
「これが嫌だ」 「この状態が嫌だ」 「こう感じるのが嫌だ」 「こういう行動が嫌だ」 そうやって、「嫌だ」と思うことを細分化してみてください。
そしてひたすらに「なぜ?」と自分の答えについて問い続けます。
ここの基準は、自分の中から純粋に自分に対して 「なんでそう思うんだろう?」 という疑問が出てくるまでです。
そこまで「なぜ」を具体的にしていくからこそ、 自分が本当に嫌だと思っていることを見つけることができます。
「嫌なことはここだったんだ」とわかると、 次にやる「原因を見つける」というところがスムーズになるのです。
《なぜなぜ質問》で、自分の中が明確になっていくと、 「なぜダメだと思っているのだろうか?」 と思えるようになっていきます。
この感覚が、大切になってきます。
この 「ダメだと思っている」 「あたりまでしょ」 という思考エネルギーは、過去のどこかで必ず学んでいることになります。
重い価値観が見つかる瞬間(「ダメ」だと思っていること)。
ダメだと思っていることは、 昔、自分がいいと思ってやったことを注意されたことだったり、 やりたいのに「やってはいけない」と言われていることだったりします。
ということは、 自分の中から生まれたものではなく、 自分の外の出来事から学んだものになるということです。
つまり、この物質次元にきてから知ったものであり、 それは大体が「重いもの」だということになります。
重い価値観が見つかる瞬間(「当たり前」だと思っていること)。
「当たり前でしょ」や 「みんな思っている」 ということも同じです。
先ほども書きましたが、ほとんどすべての人が別の価値観を持っています。
それなのに「当たり前」がある時点でおかしいのです。
「同じ」というのは、 この物質次元で思考エネルギーを操作されることで出来上がるものなので、 全員が同じになる、同じか変え方や反応になることは、まずあり得ません。
特に、自分に主導権を持って生きることができるようになれば、 同じということは体験しないのです。
ということは、自分自身が「同じ」ということに囚われているということになります。
これもまた、過去に「同じ」であることがいいことだと学んでいるんです。
自分が重くなるきっかけと原因。
自分が重くなるというのは、どこかで学んだ思考エネルギーになります。
学んだということは、忘れることもできるということです。
忘れることができれば、その思考エネルギーを手放すことになるので、 考え方を変えることができ、思考エネルギーを変えることができます。
そのために、学んだところを思い出す必要があるのです。
きっかけだと思う過去の情景を思い出して昇華していく。
重い思考エネルギーを学んだ場所を2つほど、同じように思い出していくと、 「共通点」を見つけることができると思います。
そこに何かしらの「重くなるきっかけ」を抱えていることになるのです。
そこで、向き合います。
気持ちを昇華させる方法について 実際にあった過去の重い気持ちや、重い思考エネルギーを昇華していく方法を解説していきます。
1
逃げたくなる気持ちになるが、逃げず向き合う。 重いエネルギーを思い出すと、苦しい気持ちがあるかもしれません。
でも、そこを真正面から膝を突き合わしてみてください。
2
自分の感じていることを素直に自分の中で表現する。 自分の中で「会話」していきます。
こうすることで、自然に納得しながら、自分の重くなるきっかけと向き合っていくことができるので、視点を変えることができます。
3
スッキリした感覚があればオッケー。 自分の中や思考エネルギーが軽くなると、すごくスッキリしたような、溜まっていたものがなくなったような感覚になります。
今まで気にしていた内容が「気にする必要がない」という状態になれば、同じような出来事があってもリアクションになることがないので、揺らぎません。
揺らがないから重くなることも、自己否定にハマることも、ブロックに感じることもなくなります。
気持ちを昇華させて、思考エネルギーの根本が変わったときの感覚。
気にならなくなる。 「ただの1つの出来事」になります。
そうなると、本当に気にならなくなるので、現実にも起こり得なくなります。
そこまでできるようになるのが、この自分の中を変え切って、思考エネルギーの根元を変えていくという意味になります。
これができると、本当に楽になりますよ。
「見える現実が変わる」くらい、体験する現実が変わる。
そして、同じ出来事に動じることもありませんので、日常生活が格段に楽になっていくのです。
思考エネルギーが変わった時は、「あれ、別世界?」と思うような感覚で、現実を見ることができます。
周りの反応も違えば、自分の反応も違う。
起こりうる現実自体も変わっていきますし、心地よさを感じることもできます。
その心地よさを続けていけば、思考エネルギーは軽い方に流れていくので、軽い現実を創造することができるのです。
昇華させて軽くなったときだからこそ起こる注意点。
ただ、今までの価値観の影響で、 自分でわざわざ重い方に流れる思考エネルギーを、それでもまだ持っていることもあります。
そんな思考エネルギーが出てきた時は、 そこに対して意識的に自分で答えを決めてみてください。
特に、無意識的に考えている時だったり、 ボーッとしているときにイメージしていることは、 すぐに現実になるので、注意が必要です。
自分の好きなように現実を作りたいのであれば、 思考エネルギーは意識的に使うこと、無意識になったら、意識に戻すことをしてみてください。
同じような現実を体験した時の、自分の状態(感じ方や行動)を確かめる方法。
今まで重くなっていた原因を体験したときの自分の感じ方と行動を確かめると、 思考エネルギーが変わったかどうかを知ることができます。
揺らぐこともなく冷静に対応できた場合。
しっかりと昇華しきれたので、変わりました。 揺らいで感情が動いた場合。
揺らいだ場合は、この記事に書いている手順で、再び揺らいでいる自分を観察していきます。
自分の中で重いエネルギーが大きいほど、時間と回数がかかります。
時間と回数がかかる理由。
補足ですが、自分が疑いようもなく信じているレベルの思考エネルギーを昇華するのには、 「時間」と「回数」がかかる場合があります。
一度やっただけでは昇華しきれないのは、理由があります。
それは、最初からそれをすると、自分自身を全否定するような感覚になってしまうからです。
全否定されるとメンタルは持ちません。
「自分の現実は、自分で作っている。」
これも、自分の現実は自分で作っているので、 自分が「無理」だと思っているような現実は作らないんです。
逆に、目の前に出てくるものは、今の自分で対応できることでもあります。
だから、マインドで「無理だ」と判断しないで、できるところからやってみてください。
まとめ
小さなできたを積み重ねていくことができれば、 自分の中の大きな重いエネルギーも扱えるようになります。
そのために、 小さなエネルギーから、少しずつ昇華し、 自分の現実を見て、軽くなればそのまま。
重いままであればまた別のところを昇華してみるようにしていけば、 自然と軽い思考エネルギーは手に入るようになっていきます。
軽い思考エネルギーが手に入ったら、すごく楽に生きれますし、 自分の今体験したいことを作り出すことができるようになります。
「あ、これしよう」と思えば、それができるようになるイメージです。
元々、みんな思考エネルギーの使い手なので、 そのやり方さえわかれば、できるようになる技術です。
自分の中の思考エネルギーを軽くしてみてくださいね。