MSOnohito

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今日、面白いことを経験した。

ある用事で、雪の中デカイ荷物をカートに乗せて移動し

駅に着いた。

階段を荷物抱えて降りるのは、骨が折れるので、

エレベータでホーム階まで降りたのだが、

そこにちょうどカートを持った老齢の女性が乗られた。



思い切って話しかけてみた

僕「あ~寒い、雪ひどすぎですよね」

女性「そうやねー」


おっ? なんか良い感じ?


エレベータから降りた後、女性が近くで電車を持ってはったので、

これまた思い切って近づき、話しかけてみた


「いや~、こんなに雪が降ると思ってなかったんで、大変ですよ
この雪の中、こんな荷物を運ぶ羽目になるとは」


女性「どっから来はったん?」

僕「京都からです。 どっから来はりました?」

女性「大阪です」

女性「さっきなんか運休してたよ」

僕「マジっすか?」

僕「この荷物じゃ、トイレ行くにも駅員さんに頼んで見てもらってないとあかんし、
それは困りますよ」

女性「そうよねー、私もこれ結構重いのよ」

僕「え? そうなんですか?
ちょっと持たしてもらっても良いですか?」

女性「いいよ」

僕「うん、まあこれぐらいなら大丈夫ですよ。こっちのが全然重いですから」


電車が来る


女性が優先座席に座った


これまた思い切って近づいてみて、話しかける

なんか、ストーカーっぽいかも、いやでもこれぐらいならまだ許容範囲のハズ


僕「こんなに大きい物載せてると、京都からこっちに来るときに
おもいっきり人に見られましたよ~」

女性「中に何入ってるの?」

僕「空気清浄機です」

女性「私も使ってるよ」

僕「マジっすか? 僕は前に別のヤツ買ったんですけど、音がひどくてね」

女性「ああ、確かに音すごいするよね」

僕「でしょ?」

女性「うちは、各部屋に空気清浄機置いてんのよ」

僕「へぇ~」

女性「あの、ボールってわかる?」

僕「ボール……ですか? う~ん…… あっ、もしかして加湿するヤツですか?」

女性「そう、それそれ」

僕「どこのメーカーですか?」

女性「うーん、忘れたけど、ロフトで買ったの」

僕「ロフトっすか。 僕未だにロフトって行ったことないんですよ」

女性「4万ぐらいしてね」

僕「えっ?4万ですか!? 僕も前同じようなの使ってましたけど、5千円ぐらいでしたよ」

女性「そら、あかんわ どこで買ったん?」

僕「えーと、ヴィレッジヴァンガードってとこなんですけど」

女性「? どこそれ? 知らんわー」

僕「うーんと、なんて言えばいいんですかね~。本屋なんですけど、色々置いてあってね
香水とかも結構置いてて、店に入ると匂いがブワってくるんですよ」

女性「あ、思い出した。アンティパックってとこやわ」

僕「アンティパックっすか ほへぇ~、聞いたことないなー、覚えとこ」

女性「あれいいよ、匂いもするし、花粉も抑えてくれてね」

僕「ああいうのって香料ついてきますよね。 どれぐらい持つもんなんですかね?」

女性「3日は持つよ、水は減るから足さないといけないけど」

女性「あと、寝るときは、匂いがきつくてダメやけどね」

僕「ロフトってよくわかってないんですけど、総合雑貨屋みたいなものですか?」

女性「そうよ、娘がロフトで前に働いててね、今はもう結婚したからやめたけど」

女性「東急ハンズは行ったことある?」

僕「ああ、東急ハンズは行ったことあります」

女性「やっぱり、ロフト行ってなくても東急ハンズは行ってるんやね。そういう人多いわ」

僕「やっぱ、何でも置いてますからね、あそこは」

僕「このカート買う前に、台車とどちらにするか迷ったんですよ。テレビで最近カルティオのコマーシャルやってるでしょ?」

女性「うん」

僕「あれの こまわり君が欲しくてね。それで近くのホームセンター見たんですけど、どこも置いてなくて、 でも東急は置いてたんですよ」




ってな感じのところで、僕は目的の駅に着いたので、女性と別れた

上に書いた会話は、思い出しながらの再現なので、順番が違ってたりするが

だいたいこんな感じで話が進んだと思う

もし、あのまま30分も会話を続けてたら、連絡先でも聞けたんじゃないかと思うぐらい
自分としては話が弾んだ感じだった。


あなたは想像できるだろうか

たまたま、駅のホーム階に降りるエレベータに乗り合わせた高齢の女性と

ずっと延々会話をつなぎ、あまつさえ、娘の話まで出てくるという状況が!!!

実に20分以上も会話してましたよ。後で時計見て逆算したら


僕にはとてもではないが、そんな状況は想像できない

しかし、現実にこれは僕の身に起こったのだ



自慢ではないが、人に話かけるのは得意ではない

声も聞き取りにくく、それがコンプレックスだったりもする

それなのに、なぜこんなにも会話が弾んだのか

その要因を分析してみる


①エレベータでの最初の会話で終わらせずに、その後2回もこちらから不自然ではない程度に近づいて話しかけたこと

②二人の間に共通点があったこと。すなわち、ふたりともカートを持っていた

③大きな手荷物を持っていたことにまつわる、苦労話をしたこと


①について、駅のホームでいきなり話しかけるのはハードルが高い
エレベータの中でなら、自然と近い距離で1対1になるため話しかけやすいが
エレベータを降りた後は離れてしまう
だからこそ、不自然ではない程度に近づいて再度アプローチするというのは必須事項だったと思う


②について、共通点は大事だというある人の話を参考にした。
人間、共有できる何かがあると話が盛り上がるというが本当にそうだと感じた


③について、ある行動に伴う苦労話というのは、結構共通しているのだなと感じた
いわゆる、あるあるネタというやつだ



今回体験した中で、感じたもう1つの重要な点は

会話というのは、最初からテンションマックスで進むわけではないということだ

会話を重ねるうちに段々とヒートアップしていく

ヒートアップして盛り上がってくると、プライベートな情報も出てきたりする

これが実に面白い

顔見知りならまだわかる

顔見知りでなくても、クラブなど出会いを求めての場所での出来事ならまだわかる

しかし、今回のは全くの偶然だ

しかも駅のホームと電車の中だ

この相互作用

そして、それに必要なのが、ちょっとだけ後をついていく微妙な執着というのも面白い

これが、どこまでも着いて行ったら、駅員さんを呼ばれるでしょうね

しかし、全くついていかなかったら、その後の会話はなかったでしょうね

うん、ちょっと味をしめたかもしれない

次も条件が揃っていたら、話しかけて見るとしよう

出会いは一期一会

そんなことを実感した体験でした