前回 の続きです。
ブランクたっぷりの僕に急遽舞い込んだライブの依頼。
ライブ本番は一ヶ月後なのに、曲が出来ていないバンドで
ドラムを叩いてくれと言われ、一度スタジオに行く事にした僕は、
親友Tと共にスタジオへ向かいました。
僕 「ギターとボーカルってどんな奴?」
T 「ボーカルは同い年、ギターは年下だよ。」
僕 「それぞれ経験はどれくらいなの?」
T 「ボーカルのYは前にオレと一緒のバンドやっててギターだった。
ボーカルの経験はゼロ・・・、でギターのSはライブした事無い・・・。」
僕 「え!? 大丈夫なの!? そんなんでホントに曲作ってやれるの!?」
めちゃくちゃ先行き不透明(笑)
そんな会話をしつつスタジオに到着し、ボーカルYとギターのSに会いました。
二人とも良い人そうでした。 でも大事なのはそこでは無く、一ヶ月で
色々と準備出来るのかどうか。
どんな曲を作ろうとしているのか?
何曲やろうと思っているのか?
どうしてもオリジナルじゃなきゃダメなのか?
色々と話し合った結果、イントロのフレーズだけある曲を取り敢えず
強引でも良いから仕上げてみようと言う事になりました。
ギターのSが自分でフレーズ作ったクセに、その先の展開は
全然思い付かないらしく、強引ではありましたが、
「じゃ、その先はこういう風にしてみて。で、ここに繋げて!」みたいな感じで、
ムリヤリ曲の形を作って行きました。
そのノリでムリヤリ2曲を仕上げ、他に2曲、僕が持って行って
皆に覚えてもらう形でどうにか4曲は揃いました。
希望では全5曲やりたいとの事。
ライブの持ち時間を考えても4曲じゃ足りないので、どうしてもあと1曲は必要。
でもライブまでの残り日数を考えると、とてもじゃないけど無理でした。
どうにか形にした曲を練習して完成度を高める作業もしなきゃいけないし、
ライブはただ演奏出来れば良い訳じゃありません。
チケットを売る = お金を頂く以上、いくら仲間内で楽しくやろうという目的の
ライブでも、最低限の演奏が出来ない様なら僕はやりたくなかったのです。
話し合いの結果、残り1曲は誰かのカバーで埋める事になりました。
正直な話をすれば、4曲仕上げたし、全部オリジナルでやれた方が良かったけど
残りの日数や皆それぞれのスケジュールを考えると、リハをする時間も
全然足りてなかったのです。
ただもう、ここまで出来たから後は良いライブをするだけ。
そう言って皆で必死に練習をしたのです。
で、肝心のライブですが、その日のライブのDVDをボーカルYが持っていて、
未だに貸してもらってないので、客観的に観ておらず、どんなだったか不明です(笑)
個人的には、久し振りのライブだったので単純に楽しかったし、
ミスも多かったと思うけど、一ヶ月でどうにか形に出来た事に満足してました。
久々に人前に立ち演奏して、
「前はこれが当たり前の様に生活の中にあったのか。
っつーか、これを中心に生活してたんだよなぁ。」と思い、ライブを終えて、
また普段通りの生活に戻ると、なんだか物凄い虚無感があったのです。
毎週の様にスタジオで皆と顔を合わせていたのになぁ。
暇だなぁ。 そんな感じでした。
そのライブから一ヵ月半が経ち、僕の中にもう一つの虚無感が生まれました。
祖父が亡くなったのです。
もう一回だけ続きます(^^;)
長くて申し訳無いですm(__)m