その日は朝から雪マークの天気予報。

ちょうど和尚様の読経などがあり、そのうちなにやら香水棒と呼ばれるものをもち、お経にあわせた?舞が披露される。




会が終わり、眼鏡の持ち主を探しているとすぐに現れた。
日中はみぞれまじりの雨が降っており、夜はどうだろう??と思っていた。
夕方、一緒に出かける予定の職場の数名とどうするか?と話をしたところ、出来れば行きたいな~ということだった。
まあ多少の雪だろうと大丈夫だろう!と出発をすることにきめた。
さて、どこに行くようにしていたかというと、目的の場所は国東の天念寺の衆生鬼会。この仏教行事は以前にもかれこれ数十年前に訪れ、古い伝統文化を『肌』で感じた記憶があった。国指定重要無形民俗文化財にも指定されているそうだ。
途中マックのドライブスルーにてビックマックを調達。雪のちらつく中を慎重に走る後輩をいじりながらお寺に到着。

年配のおじいさん和尚様が周りにああだ、こうだと踊りを確認しながらの
なんともいえない舞である。でも、それで笑いが起こり、なんともローカル的であり、厳粛ではない様子にむしろ和みがあった。

途中、周りの民衆の皆さんも前に出て踊りましょう!と志願者を募ってくる。(内心出てみたいな~と思っていると・・・)
突然、大きな『はい!』という声とともに一人の男性がみんなの前に出てくる。『お名前をどうぞ!』と聞かれると。
『話家の桂小枝です~』とのこと。

周りも『おお!!』とざわめき立つ。実は私の目の前にも豊後のスーパースターこと首藤健二郎さんがいたのですが、さすがに探偵を前には出れんな。まさかのスーパースターブックング。健ちゃん、ここは一つお譲りを(笑)

そして・・・いよいよメインの2匹の鬼(仏の化身)が登場時間は22時30分頃。
ここの鬼とは節分などで追い払われる鬼とは違い、角がない。
ご先祖様(仏様?)が鬼に姿を変えた良い鬼だそうだ。
五穀豊穣と無病息災などを祈願するのだそうだが、松明を手にして堂内を走り回り、柱などに叩きつけて火の粉を飛ばす。
五穀豊穣と無病息災などを祈願するのだそうだが、松明を手にして堂内を走り回り、柱などに叩きつけて火の粉を飛ばす。
まあ、これが容赦ない!(笑)

堂内の内側に入ると周囲を鬼とタイレシ(松明入れ)の方々が一斉に松明を柱に打ち付けて火の粉を飛ばす・飛ばす~
みんなのジャンパーに火の粉が降り注ぎ、焼けまくっている。
(燃えてもいい服装がよいです!!)
さらに煙い~~~~!!

そして・・・クライマックスの鬼の眼といわれるお餅が投げ入れられる。
縁起物でこの餅を手にすると、鬼は取られまいと松明で追い掛け回されて
ぶったかれる(笑)結構強いな・・・・
最初見ていて、これで終わりなんだろうと思っていると2回目が行なわれるとのこと。すると後ろから後輩2名(男)が中央に出て行く。
(んっ?まさかやる気??)
餅が投げ入れられると奪い合い。よく見ると世話人みたいな人が持っていて、ちぎりながら皆に少しずつ渡している。そしてそれを鬼が叩くようだが、元来鬼の中身はお坊さん。むちゃくちゃするような人ではございません(笑)前に出た後輩が楽しそうにクルクルと回りながら叩かれている。そんな姿を見ていると俺も出てみようという気持ちになり、出て行くとすぐタイミングよく餅を4分の1もらった。
ラッキー!そのまますぐに輪の中から出て行く。
全く叩かれなかった(笑)
叩かれていた後輩らも餅のかけらを手にしていたが、労せず得た俺の餅が一番でかかった(笑)
そして全員でも餅蒔き(これも鬼の眼と言うらしい)を行い、これまた運よく掌の中に飛んできた。そして誰かが落とした眼鏡を拾うというおまけつきであった。(無傷!)
最後に鬼にお尻をたいまつで叩いてもらい、無病息災の願掛けをしていただく。

先ほども燃えているパーカーから火の粉を払ってやったおじさんだ。
俺から眼鏡を手にすると当たり前のように消えて行った。
何か足りないぞ?と違和感を感じたよ。
夫婦2人で対応をしていたのに、先ほど火の粉を払ったときもあれっ?と感じたけど、どちらも『ありがとう』が言えなかった。
たぶん悪気はないんだろうけど、『ありがとう』を伝える習慣がこの家にはないんだろうなと感じたね。改めて小さな感謝も大事だとを気付かされた。
まあ、こんなアクシデント(笑)もありましたがみんな大満足でした。
最後は後輩のTVニュースのインタビューというおまけつきでした。
また来たいと感じる行事でしたね!!
※ちなみに・・・子どもの姿は2~3人見かけましたが、ほとんどなかったですね。時間帯が遅いことや、火が飛び交うので危ないからなのかな?とも感じました。大人の祭りだと思いました。