実家の明治~昭和期の発掘品(3)-明治期の旅行ガイド | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


草 



実家で見つけた古本などをご紹介する第三弾です。これらの本を眺めると、蔵の中のホコリの匂いが蘇ってきます。埃っぽい本でも長く寝かせると家のお宝(誇り?)になるのかも・・・。

 

 

■明治中期の旅行ガイド



 

『改正増補 東海東山畿内山陰 漫遊案内』という題名。いわゆる旅行ガイドです。

 

今は観光旅行を漫遊とは言いませんね。タイトル下のイラストはバッグです。



ガイドブック  序章末に明治31年(1897年)と書いてあります。日清戦争終了の4年後、日露戦争はまだという、110年以上前のガイドブックです。

 

 右に茶色く貼り付いているものは押し花です。左上にヘタクソな字で「おしろいの花」と書いてあるので、オシロイバナかも。家では代々夏になると、オシロイバナが咲いていました。
 

 目次での行楽地は海水浴というのが多いですね。明治期の旅行は海での遊びが多かったのでしょうか。



東京浜離宮  表紙をめくるとモノクロ写真。「東京浜離宮」と記されています。


現在の浜離宮庭園 

現在の浜離宮庭園(東京)



横浜市中  こちらは明治の低い家並みが続く「横浜市中」。今じゃ考えられない風景です。ローマ字の落書きがされています。


現在の横浜 

現在の横浜



紫の押し花  本の間に明治時代の紫の押し花が挟まっていました。



女の子のイラスト  なぜか「明治」の連発と、明治時代の女の子のイラストが描いてある落書きの紙片も、本の間に入っていました。  

 

 中身じっくり読む暇がなくて、表面だけのご紹介になってしまいました。