「戦争の絶えない世界に神はいない」というコメント 【スピリチュアリズム】 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


かぼちゃ 



シルバーバーチに興味を持たれている方から「以下のようなコメントを初めての方からいただきましたが、ルビーさんならどう答えるのでしょうか」という主旨のお話を伺いました。

 

そこで私自身の意見を掲載させていただきます。私の場合はシルバーバーチ(高級霊の霊界通信)の視点から述べていますが、信奉者でも答え方は各人各様になるのではないでしょうか。

 

 

(初コメントの方からのご質問)

 

 

「幾つか記事を読ませて頂きました。

 

私もずっと疑問に感じていますが、神が総てを愛していたら何故、中東に戦争が絶えなくて、何故シリアにサリンガスが撒かれたのでしょうか?

 

神とはあくまで偶像。人の悪意や隙を戒める偶像であり、実在するものではないと思います。

 

そう思うと、この世界の多くの不可解、理不尽な現象に対する辻褄が合うような気がしますが、如何でしょうか。」

 

 

コスモスと空 

 

(ルビーの返答)

 

「神は人間のような存在ではありません。日本に例えると国家という概念のような存在です。国家自体は目に見えませんよね?でも目に見えませんが、日本という国家は存在します。神も国家と同様、目に見えませんが実在します。

 

神は国家と同じく、「自然の摂理」と呼ばれる法律を持っています。大まかにいうと、人のためになることを行えば世界は良くなり、それに反する利己的な行為を行えば、世界は住みにくくなり、自分にも罰(カルマ)が与えられるという法律です。

 

人間はある程度、自分自身で物事を取捨選択できる自由を神から授けられています。ですから戦争を起こすも、起こさないも人間の自由です。神が戦争を起こすのではなく、人間が起こしているのです。

 

なぜ戦争のような乱暴な所業が神から許されているのかというと、人間は間違いや失敗を犯しながら成長していく存在だからです。ですから神は良い事だけでなく、人間に悪事を行うことも許されているのです」



 以上の説明に、「私自身はこう思いますが、内容を信じる、信じないはその人の自由で、自分自身の考えを人に押し付けつもりはありません」と書き添えるかもしれません。