士官用の第二種略帽(レプリカ)。全体は白色。濃紺(または黒)のストライプ2条入り。
第二種にはアゴ紐装着部の留め金の装飾として、第一種のように金ボタンが使われていました。しかし上の画像のように金ボタンが使われていない製品もあります。
第二種後頭部(レプリカ)
後頭部の紐は白色。
第二種の側面部とアゴ紐を締めた状態。第二種もアゴ紐留めの部分に金ボタンが使われていました。「連合艦隊」。
私見ですが、略帽は頭頂へ行くほど先すぼまりのデザインで、頭頂部の大きい人には被りにくかったのではないでしょうか。上の俳優さんも後頭部がキツそうです。
第二種前方斜めから。これもアゴ留めに金ボタンが付いています。二種のアゴ紐は布製で、皮革など他の材質は使用されていないようです。「連合艦隊」で、まだ日米戦争前期の場面。
こちらは昭和20年8月、終戦直前が舞台の映画「真夏のオリオン」。士官用第二種。
人物は潜水艦の艦長ですが、アゴ紐留めに金ボタンはありません。物資がひっ迫してくるほど帽子の装飾も簡略化されてきたのかもしれません。
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