山本太郎氏のエネルギー政策 | 太平洋戦争史と心霊世界

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山本太郎

先週某駅に行ったら山本太郎さんが街頭演説しているのを見かけましたが、話もなかなか堂に入ってました。写真撮らなかったのが残念・・・;・・)

 

 また先日コメントで「山本太郎の脱原発運動は、反対ばかりで代替案を出していないので心に響かない」というご意見をいただきました。なぜか最近山本さんが目につきますので、彼のエネルギー政策を取り上げてみます。

福島みずほと対談 
          福島みずほ氏と対談


 結論としてエネルギー政策に関しては、彼は講演でその内容に触れています。下に山本氏の講演会の動画がありますが、21分後から数分の間、「一時的に火力発電(石油・天然ガス)を使用し、その間に自然エネルギーを増やす」と説明しています。

 

■山本太郎 「脱原発」講演会in佐久 2/6

http://www.youtube.com/watch?v=JnHM-Ecjhog

アップデート:20111114日、時間:3034


 ただ山本氏がエネルギー政策を述べても、マスコミはデモなど派手な側面しか報道せずに、ただ反対だけ叫んでいるように見えるのだと思います。

 

 確かにエネルギー政策に関してはあまり言及していないかもしれませんが、これは素人がエネルギー政策の専門的分野で発言しても、アイデアは他人の受け売りになってしまうからだとも推測しています。

 

 私もそうですが、素人が一からオリジナルな案を考えてもいかんせん、現実性の乏しいものとなり、考えるだけ時間の無駄です。まるでド素人が家を建てたいからと言って、自分で家の設計図を作成するようなものです。

 

 というわけで、「餅は餅屋」に任せるという発想で、エネルギー政策関連はあえてあまり発言していない気がします。

 

他の専門家を見ても、飯田哲也氏など自然エネルギーの専門家はほとんどエネルギー対策についてのみコメントし、原子炉専門の小出裕章氏は原発の危険性や放射能汚染について述べ、エネルギー政策については語っておりません。

高松での講演会 
              高松で講演


 また山本氏はデモのパフォーマンスだけよく取り上げられますが、単独講演や脱原発の専門家とコラボでの講演会、対談も相当にこなしています。一人で30分とかしゃべるのですから、もちろんエネルギー政策についての知識も当然持っていないと困るでしょう。

 

 私も原発の講演会は何度か出ましたが、この手の会は最後に会場の出席者からの質問コーナーが設けられています。講演者が相応な知識を蓄えていないとここで返事に窮することになります。

 

 私としては山本氏は俳優出身なのですから、人目を引きつけて原発に興味を持ってもらうアイキャッチャー役でいいと思います。