昨年の8月で退職し 最終出勤日の翌日職業訓練に応募
訓練資格の筆記試験に向け漢字と数学の勉強
訓練の試験を突破し
３ヵ月の職業訓練に通う
今回応募した職業訓練は定員少しオーバーくらいの応募者数
さほど難関ではなかった
３ヵ月の職業訓練で資格取得となると
かなり授業も凝縮したものになり 自習と理解力が必要とされた
目標は 日商簿記２級の取得
私は３級も持ってなかったので 訓練中日商簿記３級を受験
災難回とも言われた141回だったが難なく合格
３ヵ月の訓練のうち１ヶ月は ３級の内容が復習として行われた
私の簿記の知識は高校３年の１年間片手間で簿記の授業を受けたが
電卓は上手く打てないし何を言ってるんだか訳解らないから寝る
そんな感じでもいちお基礎は覚えて居たくらい
３級の授業は猛スピードで経過し 付いて行けてない感が強かった
試験近くには２級範囲の勉強が1/3程度進んだところ
３級で意味解らなかったところが当たり前に出てくる中
当たり前に頭がスイッチして３級範囲をマスターして行った
２級範囲に入るとスピードが一気に落ち
３０名程の他の受講者も突然頭を抱え始める
誰でも新しい事は頭に入りにくいもので 後追いだった私も追いつけた
１２月末で終わった職業訓練
目標とする日商簿記２級の試験は２月２８日の第142回
２ヶ月間の自習が成果を見せる時
過去問３回ずつ 予想問題も上げ
それでも不安なままの受験になってしまったが
結果は自己採点７０点前後… 発表までドキドキの日々である
簿記は勘定科目の漢字を間違えても試験の点数を落とすし
工業簿記では数字が全て 文章に忠実に解釈する文章力も加え…
国語と数学の融合
「それを～」「それに～」「さらに～」と頭が混乱して行く第142回でしたが
私の合格発表は3月22日です
落ちても受かっても この半年くらい簿記に打ち込めた事で満足です
ちなみに失業の基本手当は会社都合の退職だったのでまだ受給中
退職の話はなが～い話になるが
都合の良い形で終われたので気持ちの良いものでした
解雇扱いのおかげで今は救済措置にいろいろ助けられています
34歳 日商簿記の取得に励む
これを「何やってるんだか」とあきれる人も居る
仕事しながら資格を取ろうと勉強する人は褒められる
一人暮らしで仕事しながら勉強するとなると 時間の調整が難しい
そんな中上手くやりくりできる人は… やっぱり凄いと思う
「今から勉強脳が衰えて自信ない」 と
言い始めるのは何歳からだろう
「学生時代勉強が出来なかったから無理」 と
言う人も居るだろう
資格の取得とは無縁の人生や
誰でも出来るような仕事が自分のレベルと…
文句も言えずに悪待遇の中我慢し続ける人も居るだろう
いろんな人生を歩む人が居るのはわかってる
その中で何を褒め 尊重するかは その人の価値観にかかっている
そんな個人差がある中で
側に居る人と価値観が食い違うと上手く回らない
ポロっと出た発言が 批判 皮肉 嫌味 となってしまう事に
言った本人が気付けない
良い意味で言ったのに逆に悪い意味で捉えられてしまう
そんな不具合が起き始めてしまいますね
私はこの人生を間違いとは思ってない
学生時代勉強をせず 早く社会に出たのには訳があるし
大人になって資格取得に向けて勉強する それで良い
新しい事が頭に入りにくい
年をとればそれは仕方ない
でもやりたいやろうと思えたのが今だから仕方ない
私はまだ遅くないと思うし 可能性を探し続ける
自分に出来る事 自分にしか出来ない事を見つけたい
側で見て居たスピリチュアルな彼氏は
私が簿記を楽しんで居るようだと笑って居た
何が楽しいの何でそんなことやってるのと
釘をさすような事は一度もなかった
「プロのスポーツ選手も 楽しんでやってる人が成果を残すんだよね
楽しんだ者が勝つんだよ 合格しちゃうかもしれないね」と私を支えてくれた
頭が硬くなってるのは１０年以上前から気付いてる
それでも使ってない脳を使おうと奮起するのが楽しい
私は「もうここまで」とはまだ言わない
みんなそれぞれ得意分野があって 楽しいと思う事があって
才能を見つけ出すのは難しいかもしれないけど
“苦じゃなく頑張れる事”ってはあると思う
それを模索するのは自分の為
もがいてる人間の方が多くを見れる気がしています