自分の信じた道をひたすら前に進み…
「引き返そうか
」と 心が折れそうになる程の
悪天候や険しい道
ふとおそってくる… 孤独感
誰かが側に居たら 笑って乗り越えられるかもしれない状況も
１人で乗り切らなければならなくて
気分転換に昔話でも普通の会話でも…
言葉遊びでも良いから人と話したい時だって有る
気の合う友人や自分をよく知って居る人が
側に居てくれる事の暖かみを知る
それだけでどれほど心が安らいだり
楽しい時間が過ごせるか… と思う
時にはアドバイスだって欲しい
「こっちの道が良いんじゃないか」と一言くれたり
「この先には街があるよ」と教えてくれる誰かが居たらな… とも思う
誰も通らないような延び放題の草木を掻き分けて…
ようやく太陽の当たる場所へ抜けた
…街も見当たらないし 人もあまり通らないような場所
と そこに人影が
暗～い雰囲気で影を背負って居る感じ
通り過ぎようとしたが 寄って来て話しかけられる
話によると
この先かなり進んで行くと街が有るらしい
昔はそこに住んで居た人らしいが… 訳有って
街を出て 誰も居ない街と街の間に住んで居るのだと言う
そして…
出会ったのも何かの縁だし先は長いから泊まって行かないか と言う
ずっと歩いて来たので疲れて居るし 日が暮れれば野宿をする事にもなる
しかし誘いは断った
****これが第十段階
****
私が進む幸福街道には この人の様に
街を離れて街道にぽつりと住居を構える人も居るのだろう
幸せそうには見えないし 街で何か有って出て来た人である
一丸に悪い人とは言えないが
自分が目標として居る生活や目指して居る人とは程遠く…
人との関わりを断ち 影を背負って生きて居る人と出会った
街を抜け…
隣街にたどり着くまでには１つ壁を乗り越えるような試練が有り
「ここでやめちゃえば」 と目標を邪魔するような誘惑や
頑張るのをやめてしまった人との出会いも有り…
厳しさを感じて 迷ってしまう事も有るだろう
しかし私が街道をゆくのは
先に有るだろう街を目指して
今は諦めたり足を止めたくは無い
休息する時間や立ち寄る場所では無いと思い 先をゆく事にする
続きはまた次回
