ブレグジットサプライズショックで、市場が動揺を受けた後の一週間・・・
EU離脱問題の不安の拡大を サブプライム問題との比較がされており、
ロスカットは誰よりも早く!と皆が同じ行動をとる『非常口に殺到する状況』を予想しておりました
もう一度大きな下げも警戒して、その時は敢えて投げ売りの同調行動はしない
と様子を見る計画でした
今後もブレグジット問題を過小評価していませんが、いち早くリーマンショックを引き合いに出し市場を身構えさせたことにより、ポジション外しの堅実なトレーダーや機関投資家の巻き返しで、やわらかなリバウンド相場になりました
今週、落ち着きながら相場を眺めていたのですが
今後がまったく予めない=不安要素がある=リスクがある
に近しい投資感情が、自分の中にくすぶっていたので
利確と損切を並行し、少しずつポジションを減らしておりました
私の場合、自分の想定以上にボラが大きい相場で勝負をすると、
熱くなり過ぎて、冷静な投資判断ができなくなるのも、よくわかっているのです(笑)
自信がない投資環境下では、ゲームのテーブルに参加せず、【傍観者になる時間】も 長く投資するうえで非常に大切だと思います
全然期待してなかったのに、
〔お金は、使用法を間違えなければ、人を幸せにする〕
という自分なりの解釈と合致し、今年一番の感動する映画となりました
ちょうど、一年前HK総合の『プロフェッショナル 仕事の流儀』 に鎌倉投信の新井和宏さんが紹介されていたのを思い出しました
もともと新井さんは、金融工学の知識を駆使し「投資は科学だ」という信念のもと、外資系金融で数兆円を運用していた肉食ディーラーでした。リーマンショックを経験され、壮絶なプレッシャーから身体が悲鳴をあげ、投資スタンスに「まごころ」を追加修正し、鎌倉投信を立ち上げられたようです。
利益を十分に上げられ、今度は社会貢献という高みを目指される姿、
〔殿、利息でござる〕に重なり、人間が歩むべき道を見た感があります
ただ、リターンを度外視するわけではないので、想定リスク水準10%以内という基準を守っておられそのブレない投資スタンスは、非常に参考になります
〔徹底的に株価を予まない〕
➀ 投資銘柄は均等比率投資
② 株価上昇した投資銘柄は基本ポートフォリオ(均等比率)になるように利益確定
③ 利益確定した資金は下がっている投資銘柄に投資
④ このリバランス作業を繰り返して、少しずつ資産に厚みを増していく
今日のまとめ
我々が毎日眉間にシワよせてやってる投資とは・・・
人生において小さなことかもしれんて・・・
そう考えれば、投資で悩むことも少なくなる