クリント・イーストウッド監督の
【アメリカン・スナイパー】という作品を観てきました
相場に参加するということは、戦地に赴くこと
なぜにそんなことを考えたかと言うと・・・
単に、相場も戦争も
見えない敵との殴り合いを繰り広げてる
からってことだけではなく、
戦いの あとの 後遺症
にも目を向けることができたからです
敗者・・・ 罪もない一般市民まで無差別にヤられる。
勝者・・・ PTSDなどの心理的後遺症を残し、家族まで巻き添えにする。
相場
敗者・・・ 大切な資産を失う
勝者・・・ 為替・株価に執着し、ギャンブル中毒となる
BNFさんが、哀愁ただよう感じでTVに出られてた頃、
「あれって演技に近いのかな~」と思っていたのですが、
ずっとトレードし続けてたら、なんか気持ちがわかる気がしてきました
勝者は笑顔で凱旋する! と、当たり前のように思っていたのですが、
真実はもっと複雑な感じがします
戦争も相場も、勝つことがすべてだと考え、突き進みます。
しかし、勝ったあとに残るものは、当初想像していたものと違うかもしれません
イーストウッド監督は、
「戦争には勝者も敗者もない
ただそこに戦争がある」
とのメッセージ性を常に伝えておられます。
相場も同じ、肉食獣の闘いの後には
虚無感 が 支配しています
仮に、充実感・達成感を味わっても、本当にそこで終わりでしょうか。
そのあとに来る「無限地獄」 をクリアする使命も待っています
〇 タバコを吸い始めるのは簡単、でも禁煙は難しい。
〇 金融緩和に踏み込むのは簡単、でも出口戦略は難しい。
〇 株を買うのは簡単、でも売り時を判断するのは、難しい
〇 戦争を始めるのは簡単、でも最終的な戦後処理は難しい。
〇 証券口座を開設するのは簡単、でも投資の世界から抜け出るのは難しい。
自分の判断で足を踏み入れた以上、
出口までの責任を背負っていること
を、思い出しました。