【自分の所有している株式の価格がたとえ50%下落してもパニックに陥らないでいられなければ、株式投資に参加する資格はない。(ウォーレン・バフェット
)】
リターンを求めるなら、それに比例するリスクも潜んでいるのは周知の事実です
株価が2倍になることを目安にしているなら、株価が半値になることも覚悟が必要です
テンバガー(10倍銘柄)を求めるなら、株が紙くずになることも想定しておかなければなりません
過去のチャートを学ぶことは大切だと思い、私は売買の前には必ず10年チャートをチェックします。割安かどうかの判断に必須な要素だからです。
下図は、10年前の不動産バブルの雄、【ダヴィンチ・アドバイザーズ】が2010年6月1日に上場廃止するまでのチャートです。
バブル期では、一般的に金融・不動産関連がセクター別の上昇率トップ銘柄になります。
なぜなら、あの頃の不動産はキャピタルゲインを得るのにレバレッジを効かす手法を編み出し、金融以上の金融銘柄だったからに他なりません。
しかしながら、ひとたび【お金に働いてもらう】という方程式が崩れた時は、上記のようになります。
これこそ、【リスクとリターンの関係】と言えるでしょう
今日、この瞬間レバレッジを効かせて取引をされている方(先物であれ、FXであれ)は、暴落が来たら、必ず致命的打撃を受けます
プロでさえそうなのですから、私みたいな副業投資家は、尚更、壊滅状態です。
それぐらい「売りが売りを呼ぶ」状況は凄まじいものです
不動産プチバブル⇒リーマンショックも10年経つと、市場のプレイヤーが変わり、ブンブン振り回す投資家ばかりが雑誌に載るようになりました
投資の勉強にはなりますが、巻中~末には証券会社がスポンサーとなり信用取引の紹介が多いのが目に付きます。
株初心者でも信用取引のハードルが低くなっている昨今の状況が、気になります
本当の暴落時には、リスク管理なんて言葉が役に立たないほど焦土化するのです