10年ほど前、『千円札は拾うな!』というタイトルの本がベストセラーになりました。

筆者は「落ちた目先の千円を拾うことで、その先にある1万円に目が届かなくなる」ということを言いたいらしいですひらめき電球


【千円札を拾うと得をする――これは一見常識的なこと。
でも、千円札を拾った人は本当に得をするんでしょうか?

もしもその千円札の隣に一万円札が落ちているとしたらどうでしょう。
誰しも、もちろん一万円札を拾いたいと思いますよね。
でも現実には、千円札にばかり目をとらわれて一万円札に気づかない、大きな利益を得たつもりになっているけれども実際には一万円札ではなく千円札を拾ってしまっている、ということは非常に多いのです。】  

なんて総評がありますかお


私は、これを読んだときに賛成していましたが、今は半ば反対でもあります。

現実社会では、千円を拾わずに目的の一万円に到達した人も、結局千円の価値を忘れがちになります。

そして思わぬ落とし穴に落ちることが多々あります爆弾




映画 【闇金ウシジマくん2】 では、たかが5円、されど5円に重きを置いていました。

ウシジマくんが

『5円、拾わなくていいのかよ?』

と言ったセリフが印象に残っています。



そもそもお金はモノを測る尺度として発明されたモノなのです。 

モノの価値が変わらない限りお金の価値は簡単には変わらないハズです。

なのに、宝くじで一攫千金を得ると、人間はお金を雑に扱うようになったりします。

それはまさに、ウシジマくんの映画で浮き彫りとなった「お金ではなく人間が変わる」ってことなのです。


同じ頃、【東京難民】というDVDを見ました。お金と人間を感じ、ココロに響くものはありましたあせる




少し前に財布を落としました。

総額7万円&カード各種紛失なので、一週間ぐらいクヨクヨしてました。

なのに、日々の数百万の資産の増減は気にせず、受け止めれる! 


これって冷静に考えると、おかしいですよね?


株式投資をしてるとリアルなお金の感覚を忘れることがありますショック!







 ※ おまけ  


お気に入りのテレビ番組を紹介します。

『オイコノミア』 NHK Eテレ 毎週水曜 PM11251150

・・・日常と経済学の結びつきを、噛み砕いて説明してくれます。


『ドキュメント72時間』 NHK 毎週金曜 PM10551120 

・・・淡々とした日常生活を映し、人間っていいな!って思える番組。

  自分以外の人の価値観を認めることができます。


そう!いろいろな人間がいてもいいんです。 

人生って、いろんな人がいるから刺激的!!