何年前のことだっただろうか。
夢の中で神様に会った。
神様は髪が長くて、背も高くて、手には長い棒を持っていたよ。
おでこには何かを巻いていた。
背景は、今までに見たことのないほどにピカピカ輝く金色だった。

神様は優しい表情をしていた。
この世は嘆くことばかりではない、とでも諭すかのように。

「私はどうしてこの世に産まれてきたのだろう。」
夢の中で神様に会ったのは、そんなことを考えていた時だった。

私にはすぐにそれが神様だと分かった。
あんなに優しくて強いお方は今までに見たことがなかったからだ。
そしてその人は、あらゆる全てのものから守られている、そう感じた。

また神様に会えた時には、今度はぜひ話をしてみたい。
声を聞いてみたい。

そして、聞いてみたい。

「生きるとは何ですか」、と。