part1の続きです。
さてインスタとかtiktokで、30年前と現在の日本を比較した画像が貼られているショート動画見たことありますか?
マックの値段、牛丼の値段、ディズニーの値段、消費税、社会保険料はどんどん上がってるけど、平均年収は下がってる!
そしてお約束として国会議員の平均年収は2000万円!高すぎる!と、最後は政治家叩きに持ってくるいつもの奴です
僕も日本の政治は決して褒められたものでは無いと思ってますし、政治を批判するのはダメとは言いませんよ?
でもソースも不明なあの動画を見て、政治家叩きをするのは、情報リテラシーが低すぎると思う訳です
投稿してる人も対立煽って楽しみたいだけなんですかね?
だとするとコメント欄は見事、投稿者の思う壺になっていますな笑
さて本題に入りましょう。日本人の平均年収は本当に下がっているのか、物価は上昇しているのかについてです
日本人の平均年収は30年前と変わってないどころか低くなってる!なのに物価は上がってる!政治家のせいだ!と声高らかに主張している人がネットにはまあ多い事
果たして本当にそうでしょうか?
国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査によると、令和6年(2024年)における日本の平均年収は478万円(前年比3.9%増)となっています
これは1997年の467万円を上回り過去最高となっています
しかし、逆に言えば97年の467万円を抜くのに27年もかかっているのです
確かに給料は殆ど上がっていないと言う声が出ていてもおかしくありません
ですがこれを見て、ほら見ろ!日本人の給料は殆ど上がっていない!と思った人、最後まで話を聞いてください笑
ここで言う平均年収とは正社員パートアルバイト派遣社員関係無く、全ての労働者の平均年収です
例えば労働力調査によると、25年の非正規雇用の割合は97年の23.1%から37.2%へと上昇しています
よく竹中平蔵のせいで増えただの、日本が貧しくなって正社員として雇えなくなったから増えただの言われる非正規雇用ですが、「正規の従業員の仕事がないから非正規雇用として働いてる人」の割合は年々低下しており、最新の25年のデータだと男性が12.7%、女性が6.1%と低い水準である事が分かります
つまり30年間で非正規雇用が増えたのは、女性の社会進出が進み共働き家庭が増えた事に加え、男性も含めて「給料が多少低くても良いから、勤務地や時間に縛られず働きたい」と言う価値観が広まったからと言えるでしょう
この点を踏まえると、日本の給料は殆ど変わっていないかむしろ下がっているのでは無く、働き方が自由になった事で非正規雇用が増えたにも関わらず、全体の給料の水準はキープ出来ていると捉える事が出来るでしょう
しかしこれだけだとまだまだ異論がある人もいるでしょう
給料については分かった、でも物価が上がっているから、実質的には下がってる!と言いたそうにしている人がいるのも分かっています
では日本の物価は本当に上がっているのかについて、次回のpart3で話そうと思います
次回もお楽しみに!