浮辺先生からバトンを受け取りました。鹿児島仁誠塾の政です。
「半沢直樹」に遅ればせながらはまって以来、原作3冊を購読。いずれも買ったその日で読了してしまうほど、夢中になってしまいました。最新刊の「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社)を読みながら、仁誠塾や日ごろの創蝶セミナーで学んでいることに通じるものがあると感じました。
「ロスジェネ」の最後に半沢が自身の信念を語る場面があります。
「簡単なことさ。正しいことを正しいといえること。世の中の常識と組織の常識を一致させること。ただ、それだけのことだ。
ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価される。そんな当たり前のことさえ、今の組織はできていない」
今の組織がそうなっている理由は何かと部下に聞かれて
「自分のために仕事をしているからだ。(中略)仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。
この大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る」
僕は何のために「人にものを伝える」という「仕事」をしているのか? 深く、深く考えさせられました。
「世のため人のために尽くす」。
銀行員であれ、新聞記者であれ、教員であれ、政治家であれ、公務員であれ、農業であれ、漁業であれ…職種に関係なく、人が「働く」もっともシンプルで、普遍的なテーマが底に流れています。
「七つの習慣」の中にも公正さ、正直、誠実、奉仕、貢献といった原則を大切にする原則主義の生き方が説かれています。
我々が学ぶ仁誠塾もまさに「世のため人のために何をするか」は一貫して流れるテーマです。
「半沢」といえば、「倍返しだ!」のセリフに象徴されるような勧善懲悪の復讐劇がヒットした要因に挙げられていますが、個人的には人間として大事な原理・原則が底流にあることが多くの人の共感を産んだのではないかと考えています。
「当たり前」が通じない世の中にもがき、苦しみ、のた打ち回りながら、当たり前が通じる社会にしたいという前向きなメッセージを、「半沢」から感じました。
次は最近ヒューマンさんの「影の専務」とうわさされる中山さんにお願いします。