ごきげんよう、岸田です。

先日行なわれました
時計ブランドRICHARD MILLEリシャール・ミルの
イベント「RICHARD MILLE in 東京」で
久しぶりにリシャール・ミル氏に
会ってきましたので、ご報告。


カジュアルもなかなかお洒落なんです。先日のシンガポールGPでも会いましたが。

時計の世界で、生真面目な日本人にとっては
マニュファクチュール的な時計が最高峰
という考え方をするのですが、
もっと先を見せてくれたのが、
リシャール・ミルじゃないかなと思うのです。

そんな会話をしてみました。

ワタクシ(以下・岸)
「そもそもリシャール・ミルのような時計を
 作ろうと思ったのはなぜですか?」

リシャール・ミル氏(以下・リ)
「世の中に自分を満足させる時計がなかったからですね。
 使用にためらうことのない、ハードユースに耐え得る
 トゥールビヨンを作りたかったのです」


岸「スポンサードされているレースでは、
  サルディニアで行なわれているヨットレース
  『PERINI NAVI CUP(ペリーニ ナビ カップ)』が
  リシャール・ミルの世界を端的に表現する時、
  分かりやすいのではないかと思うんです。
  『機械式でハイテクの時計』と、
  『エンジンではなく風力を動力にしつつも
  制御に超高度なハイテクを使うヨット』。
  基本的にはアナログなんだけど、
  さらにハイテクというところがおもしろい。
  というか、この辺りがセンスなんですね」

リ「まったくその通り。
  ハイテクならではの美しさが共通しています。
  レギュレーションのみならず、
  それについてくるラグジュアリー感も同じですしね」


岸「ポケットウォッチのRM020が話題ですが、
  どうしていまポケットウォッチを出したのですか?」

リ「ポケットウォッチをポケットから出して時計を見る仕草って
  とても男性的でセクシーですよね。
  そこで、自分だったらということで、
  マッチョでセクシーなポケットウォッチをリリースしたわけです」


岸「今後はどういった面白い時計をみせてくれるのですか?」

リ「まだ多くは語れませんが、みんなをアッと言わせるような
  アイデアはまだまだたくさんあります。ご期待下さい」


この日リシャール・ミル氏が着けていたのが、2針のモデル「RM016」。
18KPGケース、自動巻き。577万5000円/リシャール・ミル
問:東邦時計 ☎03-5807-8162


件のヨットですが、音もなくスーっと走る。
エンジンの音もロープを上げるカラカラ音もないのですね。
精緻なコンピューターが理想の制御を行なうシステムなのです。

古典的なヨットレースから、リシャール・ミルがスポンサードする
ハイテク制御のレースまで、いろいろあります。
“風で走る”を基本レギュレーションにしていることは同じ。
どれが好きかはセンスの問題なのです。




すべてコンピューター制御。ハイテクなのですね。

時間を見るだけならクォーツの方が正確。
A地点からB地点に行くだけならエンジンの方が早い。
どちらも実用ではなく、極めて高度な遊びなのですね。


さて、イベント会場には、
リシャール・ミルのほとんどのモデルが勢揃い。


全部でおいくらですかね?



リシャール・ミル初となるポケットウォッチトゥールビヨン「RM020」も
展示されておりました。
TIケース、手巻き。3990万円/リシャール・ミル 問:東邦時計 ☎03-5807-8162



神戸の時計店カミネの代表取締役社長・上根 亨さんと。
相変わらずダンディですね。ゴルフ友達でもあります。


リシャール・ミル氏、
次はどんな時計をリリースしてくれるのでしょうか。
期待して待ってますよ。


というわけで、
ご無沙汰のサルディニア
今度のペリーニ ナビ カップ、
行きたいな、の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。



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