ごきげんよう、岸田です。

本日、麻布十番を通りかかったところ
麻布十番祭りの出店
(たこ焼き屋やら、かき氷屋やら、わたがし屋やらですね)
の設営のため、大渋滞を起こしていて
ワタクシ、ハマってしまい、ひと苦労でした。

そんな中、南青山のタイ・ユア・タイの前を通ったら
偶然、深谷くんと遭遇。

また来日しているのですね。

なぜかといえば、
明日8月23日(土)、24日(日)の2日間、
岸田書斎の主催で、第2回目となる
il micio イル・ミーチョ(完全オーダーメードの超ド級靴ブランドですね)の
オーダー会が、シブヤ西武B館6階のサロンにて開催されるから。

イタリアで靴作りを学び、
フィレンツェでブランドをスタートさせた
深谷くんが採寸してくれるのです。


イル・ミーチョの靴たち。カッコええですな。

ここで、今回より始まりました
「ファッション偉人列伝」をどうぞ。
(最近、いろいろとはじまるのです。ご期待を!)

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Hidetaka Fukaya


さくっと撮ったので、あまりうまく撮れてません。
深谷くん、スンマヘン。


1974年愛知県生まれ。

デザイン学校在学中より靴作りに興味を抱き、
名古屋の靴職人のもとで修行する。
卒業後ファッションデザイナーとして活躍したものの
「誰にも真似できない、自分にしかできないもの作りがしたい」
と考え、ビスポークの靴職人になることを決意。
単身イタリアに渡り、シエナの靴職人アレッサンドロ・ステッラ氏に師事。

1999年「イル・ミーチョ」を立ち上げる。
その才能をフィレンツェの老舗ショップ「タイ・ユア・タイ」の
オーナーであるフランコ・ミヌッチ氏に認められ、
その助力を得て、日本人として初めて
海外にビスポークのショップをオープンさせる。

採寸から仕上げまですべての行程を手作業で行なう、
顧客一人一人に合わせて丹念に作られたその靴は
まさに世界にひとつしかない一点もの。
足に吸い付くようなライン、エレガントでセクシーなデザイン、
蠱惑的な雰囲気を持つ。

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と、まあスゴいヤツなんですね。


そんなイル・ミーチョの新作が
コチラ


艶っぽいのに上品とはこれのこと。

「最近は派手なのがいいですね」と深谷くん。

深谷くんの地元、有松の
着物の絞り染めの技術、
嵐絞りによって染めた革を使っているとのこと。


染めた革。絞っているので凹凸があります。
製品時にはそれを伸ばすそう。


パティーヌのワザだけじゃなく
革自体に風合があるのです。
ワタクシも、
最近ちょっと派手めな靴が気になっております。

やっぱり、暑い季節には
ラテンの血(!?)が騒ぎます…。
(ニッポンジンのくせに…)


オーダー会にご興味のある方は
岸田書斎(☎03-3780-2518)まで。


というわけで、
考えてみれば、最近、麻布十番祭りは
ラテン乗りになってきましたね、の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。


シブヤ西武B館6階にて「岸田書斎」開催中!