ごきげんよう、岸田です。
今日はややのオタク話を…。
ご存知、オーデマ ピゲの
「ジュール・オーデマ イクエーション オブ タイム」。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/58/50/10077312245_s.jpg?caw=800)
オーセンティックな顔でお上品。
さてコチラ
モデル名にもあるイクエーション オブ タイム(均時差表示)
サンライズ&サンセット時刻表示
アストロミカルムーン永久カレンダーなどの超絶機能を備えた
非常にコンベンショナルな時計。
それゆえ、わかるひと(今回はとっても時計オタクなひと)には
インパクトがあるのですが
一般には高度な知識を要求されるゆえわかりにくい。
(ま、直裁にいえば"ミーハー"でない、のですね)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/59/cb/10077312260_s.jpg?caw=800)
裏は当然、シースルーになっております。
本来純正ベルトとしては
ホワイト・ゴールドのケースに合わせ
黒のクロコダイルのベルトがついておりました。
ただ、どーにも"地味"なのです。
で、がんばってみました。
ベルトをガルーシャ (エイの皮)に。
ただ、そうは言っても難題が……。
つまりはガルーシャなる素材
材質がクロコやリザードと比較して
とても硬いのです。
加工に限界があるのですね。
そこで、別注をかけたのがコローレ ボルサ。
カバンや小物など
ガルーシャを使った製品作りに
一番こだわっているブランドでして
ここの特殊な加工技術に加え
何十年と時計ベルトばっかり作っている
小林さんという職人の方の技で
実現したのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/9b/11/10077312250_s.jpg?caw=800)
よ~く見てください、時計本体とベルトの接続部分を。
通常ガルーシャで作った場合
硬くて一枚で仕立てることができず、
裏に張った革との継ぎ目が見えたりするのですがなんと一枚革。
さらにはケースに沿ってキレイなU字型にカーブさせています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/31/91/10077312258_s.jpg?caw=800)
硬いガルーシャはステッチを入れることさえ難しいのですが
キレイに均一なステッチに仕上がっています。
このガルーシャ
素材自体はそれほど高価なものではないのです。
ただ、加工に特殊技術が要求される点では
チタンとよく似ていますね。
(モノの価値っていろいろでしょ)
「オタクを唸らせ、かつオシャレ」
な時計が完成したと思うのですが…。
どない?なもんでしょうか。
というわけで、
本質同じでも
付加価値で魅力倍化!
磨けば光る、のは人とて同じ、の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。
シブヤ西武B館6階にて「岸田書斎」開催中!
今日はややのオタク話を…。
ご存知、オーデマ ピゲの
「ジュール・オーデマ イクエーション オブ タイム」。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/58/50/10077312245_s.jpg?caw=800)
オーセンティックな顔でお上品。
さてコチラ
モデル名にもあるイクエーション オブ タイム(均時差表示)
サンライズ&サンセット時刻表示
アストロミカルムーン永久カレンダーなどの超絶機能を備えた
非常にコンベンショナルな時計。
それゆえ、わかるひと(今回はとっても時計オタクなひと)には
インパクトがあるのですが
一般には高度な知識を要求されるゆえわかりにくい。
(ま、直裁にいえば"ミーハー"でない、のですね)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/59/cb/10077312260_s.jpg?caw=800)
裏は当然、シースルーになっております。
本来純正ベルトとしては
ホワイト・ゴールドのケースに合わせ
黒のクロコダイルのベルトがついておりました。
ただ、どーにも"地味"なのです。
で、がんばってみました。
ベルトをガルーシャ (エイの皮)に。
ただ、そうは言っても難題が……。
つまりはガルーシャなる素材
材質がクロコやリザードと比較して
とても硬いのです。
加工に限界があるのですね。
そこで、別注をかけたのがコローレ ボルサ。
カバンや小物など
ガルーシャを使った製品作りに
一番こだわっているブランドでして
ここの特殊な加工技術に加え
何十年と時計ベルトばっかり作っている
小林さんという職人の方の技で
実現したのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/9b/11/10077312250_s.jpg?caw=800)
よ~く見てください、時計本体とベルトの接続部分を。
通常ガルーシャで作った場合
硬くて一枚で仕立てることができず、
裏に張った革との継ぎ目が見えたりするのですがなんと一枚革。
さらにはケースに沿ってキレイなU字型にカーブさせています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/31/91/10077312258_s.jpg?caw=800)
硬いガルーシャはステッチを入れることさえ難しいのですが
キレイに均一なステッチに仕上がっています。
このガルーシャ
素材自体はそれほど高価なものではないのです。
ただ、加工に特殊技術が要求される点では
チタンとよく似ていますね。
(モノの価値っていろいろでしょ)
「オタクを唸らせ、かつオシャレ」
な時計が完成したと思うのですが…。
どない?なもんでしょうか。
というわけで、
本質同じでも
付加価値で魅力倍化!
磨けば光る、のは人とて同じ、の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。
シブヤ西武B館6階にて「岸田書斎」開催中!