ごきげんよう、岸田です。

金曜日に書きましたが、
AllAboutにてキシダノクルマという
連載が始まっております。



ブログの最後で
ふ~んと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、

そーなんです、
ジーノ編集部員の半分以上は
クルマを持っていないのです。

ここのところ、たくさんの業界の方から聞かれます。

どうしてクルマが売れないのか?


販売台数も前年割れしております。
確かに国産・輸入車を問わず
そう、若者の間でクルマ離れが起こっておるのです。

ワタクシの甥っ子で大のクルマ好きがおりますが、
クルマ雑誌を読み漁っておりますし、
例えば、シーケンシャルミッションをちゃんと説明できます。

いわゆるオタクですね。

クルマオタクの絶対数はそれほど減少していないと思います。

減ったのはいい意味でのクルマミーハーな連中。

かつてワタクシの世代は
女性を口説くプロセスにおいて
クルマは必須だった


ひとつの典型的なパターンとして、
初めて会った女性と次のデートの約束を取り付け
クルマで迎えにいって湘南なり箱根なりをドライブ。
さらに発展して、
クルマの中から星を見上げながらファーストキスをする……。

まあ、そんな具合でしたね(笑)。

ふたりができ上がるためには
このようなプロセスが必要だった。

恋愛はクルマありき。

シャイな日本人には当然のことだったのです。

ところがいま、
初めて出会ってからでき上がるまでに
七面倒くさいプロセスなど必要がなくなってきた。

かつての世代が必要とした過程を経なくても
愛を成就させることができるオープンな若者気質が
彼らのクルマ離れのひとつの要因であるかもしれませんね。

ちょっと誤解を招くようなロジックで
あったかもしれませんが……。

個人的には、いまもクルマに
ワクワクドキドキ。

ジーノをはじめ、AllAboutの連載でも
クルマの魅力を語っていきたいと思います。


というわけで、
クルマはまだまだ面白いぞ、の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。



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