ごきげんよう、岸田です。

ただいま、青山ブックセンター六本木店で
「岸田コーナー」というのが設けられ、
ワタクシのおすすめする本を置いております。


雑誌『zino』とともに、おすすめの本が置いてあります。

その選んだ10冊というのが、

・『LEONの秘密と舞台裏』(岸田一郎著※手前ミソでスミマセン)

・『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(フィリップ・K・ディック著)

・『家畜人ヤプー』(沼 正三著)

・『金閣寺』(三島由紀夫著)

・『反転』(田中森一著)

・『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(フランソワ・ラブレー著)

・『ぼくの伯父さんの休暇』
 (ジャン=クロード・カリエール、ジャック・タチ、ピエール・エテックス著)

・『RAINBOW IN YOUR HAND』(川村真司著)

・『奇跡でも運命でもなく確実に幸せな結婚につながる恋愛のしくみ』
(桜沢エリカ著)

・『マギー審司のお笑いマジック』(マギー審司)

です。

われながら、一貫性のない
ヘンな(!?)セレクトですね(笑)。
在庫状況などで、まだコーナーに置いていないのもありますが。

なかでも思い入れが深いのが、
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
です。
『ブレードランナー』として
映画化もされましたよね。


ワタクシが持っている昭和44年発行のものです。
キレイでしょ? ちょっとレアかも。


昔からSFのファンで、
高校の頃からハヤカワSFシリーズが
書棚を埋め尽くしておりました。

なんだかんだで文学少年(!?)だったのですね。

それが、大学へ行ったり、就職したり、結婚したり、
引越しのたびに減っていって、
いまではささやかなものになっていますが……。

そのなかで
まだ生き残っているのが
この一冊。

発行が昭和44年(1969年)ですから、
いまから38年前。
ワタクシが18歳の頃ですね。
映画化されるず~と前です。

『家畜人ヤプー』もそうですが、
文学の世界を突き詰めていくと
SFになっていくんですよね。
現実とかけ離れたものに。
安部公房とかね。

みなさんもそう思いません?


青山ブックセンター六本木店の
近くにお寄りになった際は、
ぜひお立ち寄りください。


というわけで、
電気羊ってどんな羊なんでしょうかね?の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。


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