ごきげんよう、岸田です。

さて、あっという間に帰国の途です。
ロンドンでは、パリとはうってかわって、耳もちょちょ切れそうな寒さなのでした。
(とはいえ、例年よりは 暖かいようなのですが . . . )


ホームレスさんも毛布かぶってお眠みです。

入りきれないワンコが頭だけ突っ込んでました。

かわいいですね。
                    ロンドンにて

ある日、

ちいさな女の子が 子犬を拾いました。

あまりのかわいさに 飼うことを決心します。

家に連れて帰り 懇願しますが、聞き入れてもらえません。

生涯最大の悲しみにくれながら 女の子は
 
ありったけのおやつといっしょに

子犬を近くの神社に捨てに行きます。

次の日の朝、走って神社に行ってみますが

もう子犬はいません。

数日たった ある日のことです。

神社でたまに見かける (いわゆる当時の)ホームレスのおじさんがいました。

すると傍らに、あの子犬が ヒモにつながれ坐っているではないですか。

それ以来 女の子は

おじさんを見つけるたび、前に置いてある空き缶に

そっと小銭を入れてあげるのでした。



わたくしの家内が なにかの折に、

ふともらした子供の頃の思い出話です。

こうして 愛とか 命なんてものを 知るのでしょうね。

そんなことを思い出したロンドンのワンコでした。

                ワンコのおしり ^^


さて、旅も終わり、東京に戻ります。
『zino』の創刊(3/24)を控え、大忙しの充実の日々です。 
『@zino』もどんどん進化中。 アァ~、急いで戻らねば!