アルジャーノンに花束を最終話感想:あいきょでしょ | アメイじんぐぅ・グレイス

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アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)/早川書房

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最終回で今更だけど、咲人の「あいきょでしょ」ってかなりの意味が含まれた言葉だったんだな。その愛嬌で他人を包む優しさ。そして、あいこ=対等の友人という最終回のキーワード。ただ、視聴率的に流行語にはなりえないのが残念。

もはやALG副作用による退行は止められないと悟った咲人。幻覚が強まる中、梨央の手術に全力を注ぐ。

それに先んじて

蜂須賀が刑事告訴される

これにより研究者の権威から失墜するというのも悪くはなかったが、それだと梨央が助からないという鬱展開をやるしかなくなるもんな。色々とゲスかったが、根っからの悪党というわけでもないし。

一貫して可愛かった花蓮ちゃん。飯豊まりえ流石やでぇ。ってのはさておき、父親の行動を知る故、あえて咲人の決断を止めない窓花。当初はあれだけ拒絶されていたことからすると、咲人に対する態度も大分軟化したな。

そして、手術当日。薬の投与のタイミングが重要となるが、激しい幻覚で立っているのもままならない。それでも

手術は成功し、梨央が目覚める

しかし、退行はもはや留めが効かなくなっていた。退行した自分の姿を見せたくないと、咲人は遥香と別居することを望む。それを退行後の自分に伝えるため手紙を書くのだが、その内容がかなり痛々しかった。

はるかにあわないで あいしてるから

遥香と同居するというラストも有りかと思ったが、そうはしてこなかったか。

退行して元通りになった咲人は行方不明に。アルジャーノンの墓の前で眠っていたのだが、そこを柳川と檜山によって発見され、最終的に3人で

ハンバーガー屋を開く

この世から争いをなくすためには愛情が必要だ。なんて大層な説法をやっていた割には、最終的に対等の友人という線で落ち着いたか。

とんでもないラストが待っているかと思っていたが、案外素直な展開だったな。全体的に見れば、けっこう面白かったけれども。

原作読んでればまた違った見方できるだろうが、あいにく未読だ。ただ、近いうちに原作購入予定なので、それについてはまたの機会に書くとしますか。

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