まっしろ9話感想:ナイチンゲール症候群 | アメイじんぐぅ・グレイス

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拝啓、ナイチンゲール様って繰り返しつぶやいてるけど、このドラマの主題ってナイチンゲール症候群だったからか。

死ぬために生かされるのならいっそ殺してくれという大江は安楽死を求めるが、そもそも日本の法律では安楽死は認められていない。それに、実際に安楽死の現場を目の当たりにしたことのある仲野は、遺された家族や医師の苦しみを分かっており、なんとしても安楽死を回避したいと躍起になっていた。

そんな折に帝都大病院は攻勢をかけてきており、

大江が転院を申し出る

手術により悪性がんを取り除こうというのだが、仲野の父のモルモットにされるのが見え見えであった。

しかも、帝都大は朱里たちにヘッドハンティングまで持ち掛ける。1話の時点だと憧れの病院みたいな扱いだが、今や地の底にまで評判が落ちてるな。帝都大というか、メディアに好き放題書き込んでいる大江様の仕業だけど。

見方によれば、大江様が悪役ともとれるけど、ホスピタリティー重視というのならこんな要望も叶えてみせろと難題を呈し、弱点をさらけ出させている存在だから、純粋悪というわけでもないんだよな。バトル漫画に例えるなら、純粋悪(帝都大)を倒すべく越えなくてはいけない壁(必殺技を伝授する師匠みたいなやつ)のような。

あまりにもリスクが高すぎる手術を受ける大江に何とかできることはないかと

朱里は帝都大病院に乗り込むことにする

もちろん、ただ乗り込むのではなく、田野島を引き連れ、大江を説得しようという魂胆だった。

ここに繋がるのが、岩淵が話していたナイチンゲール症候群の下りなんですよね。患者は看護師に、看護師は患者にそれぞれ深入りして恋に落ちやすいという。まして、ホスピタリティーを重視しているからこそ、仕事と割り切っていても人間として恋に落ちてしまう確率が高い。まさに田野島さんドストライクでしょ。

これを主題とするなら、むしろ田野島師長主人公でもなんら問題なかったんじゃ。朱里と仲野の恋愛模様は正直おまけ程度の要素にしか感じられないし。

で、仲野を狙っていると噂の奈々こと志田ちゃんだが、実際は仲野を通じて母の仇であるセンター長を見張っていただけだという。それを聞いた朱里は奈々がいじらしくなり抱き付くのだが

奈々「ウザ」

いや、でも、いじらしい志田ちゃんってのもまた新鮮だな。有村と並ぶと親子に思えてくる。堀北真希って26歳だから、志田ちゃんと5歳ぐらいしか離れていないはずなんだけど。

大江と田野島が対面を果たす中、いよいよ手術が始まり、物語も最終回へ。大江が遺したものって、かなりのネタバレ予告になっている気がするが。帝都大との悶着はどう決着をつけるんだろうか。

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