いきなり覇鬼に召還されるぬ~べ~。覇鬼から「いついかなる時も嘘は許されない」と主張される一方、美奈子先生は「時と場合によってはついてもいい嘘もある」と反論される。他人を欺くための嘘は許されないことだが、他人を守るために嘘をついてもいいのかどうかってのは、永久の命題だよな。バカ正直に真実を言うことで傷つけてしまう(ブスに率直にブスというようなもん)って場合もあるし。
帰還して早々、ゆきめに「律子先生のことが好きなのかどうか」という、嘘でごまかすべきかどうかの命題を突きつけられる。さりげなく心情を代弁するさとりさん。
ぬ~べ~の鬼の手の秘密を知ってから、律子先生は怪奇現象に夢中になっていた。この回であっさり、美奈子先生が覇鬼を封印した話が消化されたな。
やけにいずなのいる童守寺へ行こうとするまこと。その理由は

いずなに恋していた
【悲報】まこととバイオリン少女との恋愛話は実写化されません。
原作だったら絶対にありえないカップリングだよな。著名なバイオリン奏者の少女に「カクカクレンジャーの曲を演奏してほしいのだ~」って無茶ブリしてたぐらいだもん。と、いうより、原作の矛盾点を追及するコラムで、戦隊の元祖がゴレンジャーかバトルフィーバーJかを論議しているあたり、原作の方のまこととはいい酒が飲めそうな気がする。
当のいずなは、修行のために恋愛はしないと断言。どこのAKB48ですか。
妖怪談義で、ぬ~べ~と親睦を深めた律子先生。しかし、芽生え始めた恋心を付け狙われ

お歯黒べったりに憑依される
醜いためにお嫁に行けなかった女の怨念の塊か。お歯黒べったりって、そこそこメジャーな妖怪ではあるよな。
お歯黒べったりに憑依されてから、更に積極的になった律子先生。正直、この辺りの立ち振る舞いで、私の桐谷美玲に対する株が急上昇しました。女子ーズレッドも、意外とはまり役だったと思うけどね。
恋はしないと宣言したいずなだが、郷子たちが話していた玉藻がいかなる存在か確かめようと、その姿を一目見るや

フォーリンラブ
いずなって、スピンオフであの刑事さんと恋に落ちてたよな。そういえば、玉藻は浮ついた話が出てこなかったが、それは人間の感情を学んでいるという設定からすれば仕方ないか。でも、玉藻が恋に落ちて戸惑う話も見てみたい。
休日に2人して出かけるぬ~べ~&律子先生の決定的瞬間を抑えようと

探偵団結成
この暇人集団め。
普通にデートしている2人が最後に向かったのは童守寺。ここでなんと、

結婚式を挙げる
しかし、これはお歯黒べったりを成仏させるための偽装結婚だった。耐え切れなくなったゆきめの妨害で、一時は律子先生が窮地に追い込まれるものの、「お前を愛するから大切な人を傷つけないでくれ」という渾身の説得でお歯黒べったりを成仏させる。
他人からすれば嘘のようでも、当人は嘘と思って言った言葉じゃないから、結果的にウソをついたことにはならないという、なんとも感情論的な結末だったな。まあ、嘘をつくことの是非ってのは、感情論に左右される場面もあるし、致し方ないか。
それにしても、原作だとぬ~べ~とゆきめが結ばれてほしいと素直に思えるのに、ドラマ版だと、ゆきめがぬ~べ~と結ばれるのはかなり鬱陶しいと思うのはなぜだろう。あのゆきめと結ばれるくらいだったら、このまま律子先生と結ばれた方が数倍マシじゃないか。
そして、次回はまさかの明石家さんま出演。重大ニュースって、そういうことか。