ヤツルギが放送終了した矢先、千葉テレビがとんでもないものをぶっこんできました。その名もハルサーエイカー。マブヤーと並ぶ沖縄のローカルヒーローです。東京MXばかり注視してたから、完全に予想外だったわ。月曜17時半からって、ヤッターマンとかやってた時間帯だよな。
ちなみに、ヤツルギ3の最終回の感想記事で書いた「巷で噂のローカルヒーロー」とは、このハルサーエイカーのことではありません。詳しくは、土曜あたりに更新するので、乞うご期待。
さて、さっそく感想をば。
物語は、遺跡の調査団が、洞窟に埋葬されていた人骨を発見することから始まる。その人骨はなぜか、
手にゴーヤーを持っていた。
ゴーヤー持ったまま絶命って何があったし。
しかも、人骨にゴーヤーを食わせるおっさん。すると、人骨がよみがえり、今作の敵である祖が誕生してしまう。敵の現れ方が完全にジョジョだな。石仮面といいサンタナといい、古代遺跡からよみがえったみたいな設定だったと思う。
主人公の愛は、クラストという不思議な力を操る少女。普段は農業を営んでいるが、クラストによって、時にとんでもない力を発揮する。なにせ、
2階建ての建築物の屋上から飛び降り、電線に接触しても「痛てっ」で済む
お前はどこの未来少年だよ。まあ、かわいいから許す。マブヤーのクレアといい、沖縄のローカルヒーローはヒロインに気合入れすぎだと思う。
愛は、祖父の豊作からクラストの使い方を学ぼうとしていたが、まだ早いとたしなめられていた。で、いつもどおり農業にいそしんでいると、ゥアー仙人がやってくるのだが、
まんま豚仙人だった
ゥアーは沖縄方言で豚という意味です。いきなり猪八戒が出てきたから吹いたし。なんだろ、マブヤーでいうケンみたいなポジションか。
ゥアー仙人は豊作とシーサー勝負しようという。特殊なゲームかと思いきや、
シーサーでポケモン勝負
扱いが、1,2話ぐらいのときの仮面ライダー鎧武のインベスと一緒じゃん。そういや、シーサーポケモンっていないな。一番シーサーのイメージに近いのってライコウかな。
町に繰り出した祖は、食べ物をポイ捨てするならずものをとっちめる。そして、その食べかけから、サマリタン・ドブーとサマリタン・チリーを生み出す。咆哮する2体に対し、
子供が寝てるでしょってたしなめる
今のところ、祖は悪いやつというより、みんなの模範っぽいのだが。
とはいえ、その部下は残虐非道で、いきなり豊作のもとへ訪れ、襲撃する。投げつけられたポストを地面を盛り上がらせてバリケード作って防ぐとか、この爺さんどこぞの鋼の錬金術師だよ。
しかし、豊作は力及ばずに倒されてしまう。
「お前は誰だ」という愛の問いかけに「敵だろ」という至極まっとうな返答をするドブー。で、それに対する愛の反応。
便所のニオイがする
もとはゴミですから。「トイレのニオイじゃなくてラベンダーよ」っていうやりとりがセイント・テールの最終回近くにあったなと唐突に思い出した。
愛の家に保管されていた農具を奪いに来たというドブーたち。愛は抵抗するが、全く歯が立たない。悔し紛れにクラストを発動した瞬間、
いきなりハルサーエイカーに変身
しかも、いきなりやられる。1話にしてマスクオフ状態が見れるとは。
次いで、仲間であるノーグ・カマーとノーグ・ヘラーも登場。マブヤー(の中の人)何やってるんですか。
なんというか、マブヤーともろかぶりな設定がちらほら。この後、どう差別化されるかが見ものかな。現時点じゃギャグなのかシリアスなのかよく分からん。