とんぼの家庭訪問と、これまた懐かしい風景から始まった今回。そこへ、偶然お見合い写真を手にした高倉が訪ねてくる。「自分には心に決めた相手がいますから」というものの、その意中の相手に「結ばれるといいですね」と言われ撃沈。高倉カワイソス。
夏休みということで、上原家は蝶子の実家に帰省。しかし、受験生の葵はお留守番。私もそんなときがあったな。今年は、帰省するどころか、お盆休みがなさそうで。
だが、葵はおとなしく勉強しているわけがなく、家族がいないのをいいことに羽根伸ばし中。なんか、最近の志田ちゃんはっちゃけてきたな。いいことだ。
蝶子の実家に向かう途中、スイカ泥棒を追いかける省三を発見。犯人を捕まえるため、
航平はダッシュで自転車を追い抜く。
あんた、足速すぎでしょ。写真屋やってないで、ランナー目指せばよかったんじゃない。
とんぼの祖母にあたる里子は気の優しいおばちゃんだが、省三は典型的な頑固おやじ。蝶子はそんな省三と生前反発しあっていたという。特に、警察官になるのを反対されたことについて蝶子はお冠のようで。
いつまでも、親子喧嘩していても仕方ないので、夏らしく蝉取りに挑戦。航平が蝉におしっこかけられて「目が~目が~」ってやってるとき、ムスカを思い出したのは私だけでしょうか。
とろい蝉を求めて散策していると、神社を発見する。そこで葵の合格祈願をするが、
そこは縁結びで有名な神社だった。
これで、葵と淳也の仲を急接近させちゃったんじゃない。それにしても、幽霊である蝶子が参拝して大丈夫なのか。
家族がいないことをいいことに、友達を呼んで女子会を開いたりと好き勝手な葵。もちろん、メリーちゃんの世話はおざなりになっており、三船は不満爆発。自分でメリーちゃんに水をあげようとして、
ペットボトルをつかむ。
だが、そこを葵に見つかってしまう。空中浮遊するペットボトルを前に、葵は絶叫をあげながら逃げだす。そして、通りかかった淳也一行とともに、恐る恐るペットボトルを調べる。
暑さでボケたんじゃないかと淳也は帰ろうとするが、
一人じゃ怖いんだもん
と一度は淳也を呼び止めようとする。しかし、その直後にガン無視。さすがは葵。と、いうか、志田ちゃんにあんなこと言われたら放っておくわけがない。
そこへ、印刷の営業マンがやってきて、急に仕事を依頼する。省三の仕事を見学し、そのついでにカブトムシを捕りに行くことを約束していたとんぼだったが、航平の都合で帰らなければならないことに。しかし、省三は数日だったら預かってもいいと申し出て、とんぼは残留することになる。里子のこれ食べなさい攻撃をくらっていた航平には朗報だったんじゃないか。おばちゃんって、大概気前いいからな。里子のは異常だけど。
蝶子と二人きりになったとんぼは、蝶子がまだ父親に対して怒っていることを知る。そして、何を思い立ったか、一人で出かけていき、
そのまま行方不明に。
省三は村の人たちに協力を依頼しつつ、とんぼを探しまわる。
とんぼはというと、縁結びの神様に、蝶子と省三が仲直りするようお祈りするために、例の神社にいた。しかし、階段の途中で足をすりむき、動けなくなってしまう。
省三は、とんぼのいる神社の入口まで来るが、ここに子供がいるわけないと引き返そうとする。だが、蝶子の思いが伝わったのか、とんぼが残したアップリケの手がかりを発見し、そのままとんぼの救出に成功する。
その後、とんぼの行動の真意を知った省三は、なぜ蝶子が警察官になることを反対していたか明かす。それは、
危険な仕事ゆえに、親である自分より先に死ぬことを危惧していたから
だった。最大の親不孝は、自分より先に死んだことだってのはグサリときました。無愛想に見えて、人一倍子供のことを心配していたってことなんでしょうね。
で、縁結びの効果は葵ではなく、高倉に発揮されたようで。今週は、ギャグ満載の前半からいい話の後半につながる良回でした。そして、次週はまた新たに幽霊が登場。子役使えばいいってもんじゃないぞ。