神 優作オフィシャルブログ「NEXT JOURNEY」Powered by Ameba -246ページ目

2014年・・・地球。

(キラーーーーーーーン)




「ん・・・なんだ??流れ星・・・??」







(シューーーーーー・・・・・)





「あれ??落ちてきてるんじゃない?」






ドカーーーーーーーーン!!!









「なんか落ちたぞ!!!!あっちだ!!!」





・・・・・・・





「ハァハァ・・・あそこだ」









(プスプスプス・・・)



「あれ隕石か・・・?!」


「わかんねーなんだ?!」




(ガチャン、ウィーーーーーン)




「何か開いたぞ?!」






キィーーーーーーーーーーン!!





「うわああああ!!!頭が!!!」


「割れそうだー!!!」






「ハアハア・・・止まった・・・」






「・・・・え??」











そこに立っていたのは、人の姿をした光だった・・・




そして、その光はこう言った。












「∞◉⁂×⌘*⁂▱〻・・・▽▽⁂◇‰・・・」












         上京物語 ~第三章~







東京に出て丸三年ほど、


ダンサーというフィールドから離れて、


別な方向に進んでいたが、


いろんな事情があり、


またダンサーという道に戻る事を決意した。





ただ、クラブシーンで活動してた訳でもなく、


ダンサー友達も少なかったので、


当時一緒に出て来たしゅーやともう一人の友達三人で踊っていた。


その後二人の同い年のメンバーと出会い5人でclubでshowをしたり、


ダンスコンテストに出たりしていた。


この時のグループ名が


「STALKERS」


見た目カッコ良く見えるが、


読むとストーカーズ。笑


これは昔の師匠に名付けられたので深い意味はわからない。


注:僕らはストーカーではありません。笑





そのメンバーで1~2年活動していた。


ダンサーという職業はどんな仕事があるか、


一般の人はあまり知らないと思うが、


大きく分類すると、


・インストラクター(スタジオで教える先生)

・パフォーマー(ダンサーメインでダンスを見せる)

・コリオグラファー(振り付け、演出)

・バックアップダンサー(メインをサポートするダンサー)



細かいものを含めるともっとあるとは思うけど、


この辺がメインの仕事になるかな。





インストラクターは、資格もいらないし、


ある程度実力と経験があれば誰でも出来る仕事。


パフォーマー自体も、ある程度実力があれば、


誰でも仕事に出来る。





でも振り付け、とバックダンサーというものは


自分の実力だけでは出来ない。


その対象になるものがないといけないから。




だが、当時も今もそうだが、なかなかそういうチャンスは無い。


インストラクターやパフォーマーは出来るのはわかっていたから、


そっち側の仕事をしたくて、タイミングを探していた。


ただバックダンサーを付けるアーティストもそんなに多くない日本。


かなりチャンスは限られる。




そこでまず最初の機会が訪れた。


w-indsというアーティストのバックダンサーオーディション。


結構ダンスもメインでやってるアーティストなので、


ダンサーとしてもやりがいのあるダンサーオーディションだった。




うまく力を発揮出来て合格。


そこで初めてツアーバックダンサーを経験した。




う~んバックダンサーっていうのは奥が深いと思い、


これは面白いと思った。


ただ踊れば良い訳ではない。


自分も主役になりながら、


本当の主役をしっかり立てなければいけない。


そのツアーが終わってまたやりたいな~と思ってた、


そのタイミング、








「浜崎あゆみバックダンサーオーディション」









俺は昔からタレントさんの誰が好き~とか、


そういうミーハーなタイプではなかったが、


AYUは知ってた笑


本当にw-indsのツアーが終わった直後のタイミングだったので、


やってみたいと思い、


オーディションに行った。





びっくりした。


500人くらい居たみたい。笑




うわぁー


満員電車やー


みたいな感じですよ。


しかも審査はあのTRF。


個人で忙しくなってからチーム活動はしていなかったが、


そのメンバーみんな、別々でそのオーディションに受けに来てた。


もちろんしゅーやもね。










そして、みんな殺気立った中


オーディションスタート。








もうね、すごいよ。


みんな振り写しされる時、


人多過ぎて鏡が見えないから


自分自分ですよ笑


そこは流されずに冷静に・・・


振り写しが終わって、


いよいよ一次審査。







2パターンの振り付けを覚えて、


まず一次審査で1つ目のパターン。






無事合格。






2次審査でもう一つ振りのパターン。








無事合格。







そして、大分人数が削られて、その時点で100人くらいだったかな?


はっきりと覚えてはいないけど。


もうここからは僅差の戦いですよ。


ダンサーとして有名で知ってるやつらばっかり。


さすがに緊張した。笑


でも逆に燃えた。北海道代表がんばるぞーー。





なんて、思ってたら・・・






AYU登場!!!





おわ、めっちゃ可愛い!!!


まずそう思いました笑




でも、さすがにオーラがすごかった記憶あります。


そこからは本人参加で3次審査に入りました。





さすがに今までと全然空気違いました。






なるほどね、ここからがオーディションだ。


一人減り、二人減り・・・


はっきりとは覚えて居ないけど、6~7次審査まであったと思う。笑






最終的に男は5人残っていました。


しかも実は、男は一人しか取らないという情報があり、


その時五人の中にしゅーやも残っていて、(この時からライバルか!?)


ここまで来たら絶対残りたい!!って気持ちは半端なく、


人生で一番頑張ったかも 笑





そして、


すべての審査が終わり


審査待ち・・・


6~7時間踊りまくって


本当燃えカスになってました。笑



まあでもあの時は、本当にしゅーやが居たのは良かったと思う。


やっぱり知ってる人が居るとさ、


ましてや昔からのダンス仲間だから負けたくない!!って思うじゃん?


その気持ちがダンスには出せたと思うんだよね。





そして、審査発表。。。


もちろん本人の口から・・・




「全員合格で。」







(はい?一人じゃないの??)


と頭の中はクエスチョン??








見事その最後に残った五人は全員受かりました!!


その時の喜びは、


今でも覚えてるけど、


スラムダンクの名シーンの


最後、ルカワと桜木が手をパシーーーーン!!


ってするシーンあるでしょ?


俺としゅーやあれでした 笑


本当に長い長いオーディションで、


本当に気力の戦い中、自分に勝てたって言うのが嬉しかったです。


現場に入る事以前に、そのオーディションで一皮剥けられました。




ちなみにその時のメンバーが、


知ってる人も居ると思うけど、


ジン、しゅーや、すばる、ナオト、ヒデ。の五人です。


俺の中では勝手にゴールデンメンバーと呼んでます。笑。


俺の中ではこの4人は全員尊敬出来て、


素晴らしいダンサーだと思っています。


まあその中に俺も入れたのはとても嬉しかったです。




余談だけど、この時まだスバ様は友達じゃなくて、


「あ、あの有名なスバルさんだ!!」


と心の中ではドキドキ。(今はなんも思わないけど笑)





まあそんな過酷な戦いの中無事生き残れて、


今の現場のダンサーになれました。


それが24歳の夏の終わりでした。








ここからもたくさんのドラマがありましたが、


とりあえず、これは「上京物語」なので、


この辺で一度締めさせていただきます。






三部作に渡る長編ノンフィクション小説、ご愛読ありがとうございました。笑


また、いつの日か、作家神の子として、


みなさまの前に出られる事を楽しみにしています。笑








そして、いつか、「ちょんちゃん物語」が始まるように・・・笑





 神の子。

ギ〜〜〜〜・・・



(カランコロン)






「あ、ごめんねぇ~、今日はもうお店終わっちゃったの~」





少ししゃがれた声が奥から聞こえてきた。







「私、記者をやってる清田と言うものですが、

  あの~ママさんですか?」




「そうだけど、何かご用?」




「あの上京物語を詳しく知ってると聞いたので・・・」






「もう覚えていないわ・・・
 
 お店終わったから帰ってもらっていいかしら?」





ママは顔をそらしながら言った。








「そうですか・・・ 以前神老人の取材をしている時に

 この先の話はスナック「まいお~る」のママに聞きなさいと言われたもので・・・

 お忙しい中お邪魔してしまって、申し訳ありませんでした。」





僕はお店出ようとした。





「・・・一杯飲んでくかい??」





カウンターにはウイスキーの入ったグラスが置かれていた。





そして、ママは話しだした・・・。










      上京物語 ~第二章~









・・・飛行機の中、


自分の育った北海道を空から見て、


なんだかとても寂しい気持ちになった。


「あー俺本当に東京行くんだなー。」


その時すごく実感して、


頑張ろうって気持ちと、


不安な気持ちとが入り交じって、


普段あまり感じる事のない感情になっていた。


だけど、ほとんどがポジティブな気持ちになっていた。


運がついてたからかな?






東京に着くと、


その事務所の方が迎えに来てくれていて、


「じゃあ今から寮に連れて行くから」


と言われ、とりあえずこれからの寝床になる所に向かった。


正直その時点では今いち


これからの事が良くわかっていなかった。



とりあえず一通り落ち着いて、


その会社に行き、声をかけてくれた社長さんに会った。







「せっかくダンスやってるんだから


 それだけじゃなくて歌とかも歌ってグループやらないか?」




当時は踊って歌うグループみたいのが


流行っていて、それに乗らないかみたい感じで。


そういうお誘いだった。


これまた、いろいろな方向は違ったが、


全く興味の無い話ではなかったし、


そんな経験滅多に出来ない。


頑張ってみようと思った。




ボイトレもしたし、


レッスンも受けたし、


正直やりたくなかった事もやったり、


でもダンスを仕事の一部に出来るならと


耐えていた。



気づくと3年は過ぎていた。



まあ今だから思うが、こういう業界はそんな下積み当たり前だろう。


ただ、その辺りから




「あれ?何やりたかったんだっけ?」




我武者らに突っ走ってた分、


余計な事も考えず、


ただ言われた通りにしていた。





そんな事をしてるうちに、


その事務所の事情で、



「もうみんな雇えないから、どうする?」



「あれ?そういう事?」






もちろん、そこお世話になってたのもあったし、


そこだけを頑張っていたから、


他に何もしてなかった。



急に焦った。





冷静になって考えて気づいた。





浮かれていたのだと。






きっと、東京に出て来る前の出来事が


あまりにもトントン拍子で進み過ぎて、


気づくと歌手になれるみたいなところまで来て、




無意識かもしれないけど


浮かれていた。


そして、本質を見る事を忘れていた。







歌手になりたい人が歌手になるから意味がある。


ダンサーになりたい人がダンサーになるから意味がある。




最終的にはその理由だけではまとまらないとは思うが、


その根本が違うと、いろいろしわ寄せが来てしまうだろう。





もちろん頑張って居なかった訳ではない。


基本はがんばりやなので頑張ってはいたと思う。





ただ、歌手になりたくて仕方ないって人と比べたら、


根底の情熱が違ったのは明らかだろう。





別に歌う事が嫌いではなかったが、


歌手になりたかった訳ではないのに、


機会があったから、じゃあ・・・って、


そんなの、必死に歌手になろうとしてる人に本当に失礼だね。




本当に歌いたい人が歌うから、


メッセージが伝わるわけで、


もし仮に、人前に出る事になって、


そんなファッションで歌っていたら・・・




今思うと恐ろしいくらい恥ずかしくなる・・・。


ちょんちゃんの近くに居るとなおさら思う。笑






話はそれたが、


現実問題、一瞬で天国から地獄ではないが、


すべてが変わった。







マジで、やべーと思った。笑





ただね、


ただね、





俺はここで折れる人間ではないと信じてたよ。自分を。


もう、必死にバイトして、


とりあえず生活して、


全くアンダーグラウンドなダンスシーンから離れていたから、


ダンサー友達もほとんど居なくて、


ましてや、当時のテレビ番組を見てた人なんて居なくて、


「は~ん?誰だよおめ~」ぐらいな、笑


完全にゼロからスタートですよ。






でも、不思議とすっきりしてた気持ちはあった。


自由になれた気がしたね。




俺は自由だーーーー!!!







そして、


もう一度初心に戻って、


またダンサーという道に戻ろうと


歩き始めたのである。


23歳の春だった・・・。






次回、「厳しい世界」の巻。





追伸、


本編に入る前の、いちいちウザイ演出に出て来る

キャラクター、スナック等は架空の物です。


あ、キャラクター一人だけ実在の名前使わせてもらってます。笑

詳しくはtune:upのブログへ。




そうだ〜!



「今日は、上京物語第二章の発売日だ~!!」








「・・・ちぇ!!今日休刊かよ~!!」









第二章、今日はお休みさせて頂きます・・・


楽しみにしてる方すいません。それどころじゃないので・・・笑


でも盛り上がるから楽しみにしといて。笑