県大会の団体戦が開始。
慎也の所属する
川崎浮島中のAチームは
異常な強さを見せつける。
それに比べて
「見事なまでの出涸らしだ…」
と評されるBチーム。
それでも、先週号でも話した通り
「Aチームに負けてたまるか、
クソヤロウッ…!!」
と
嫉妬ならず、
対抗心をむき出しにする
Bチームの先輩方。
”慎也を大将に据え置く”
という作戦で
勝ちをもぎ取りにいく戦法に出る。
依田先輩みたいな
飄々とした先輩が
実は一番強いと思うのは
僕だけでしょうか?
「悪いな これも勝負の世界だ」
と思う行先輩。
しかし。
向こうも同じ作戦で、
裏の裏をかかれてしまう。
早速、有効を取られてしまう
行先輩だったが
依田先輩から
「なにやってんだ行さん!!頑張れ!!」
と喝を入れられる。
「わかってんだよ 頑張ってんだよこれでも
俺の人生 敗けばっかだからかな
俺の実力じゃ コイツには勝てない」
行さんの心の声。
「勝てない」とわかってしまう辛さは
誰よりも、自分が辛い。
それでも。
「それは、勝ちを譲る理由にはならない!!」
僕は泣きそうになりました。
そして、
引き分けにまで持ち込む行先輩。
「ごめん… 勝ち切れなかった
頼む…!!」
と託される慎也。
「無理だ あんな頑張りの結果を 俺が…」
そのあと、
慎也の口から出た言葉は。
チーム、
その絆を
慎也は思い知り、
いざ決戦の舞台へ。
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