Bass Fishing Junky なかやすの熱血バス釣りボンバイエ!!【桧原湖・野尻湖・高滝湖・津風呂湖・琵琶湖・印旛沼etc…】 -5ページ目

Bass Fishing Junky なかやすの熱血バス釣りボンバイエ!!【桧原湖・野尻湖・高滝湖・津風呂湖・琵琶湖・印旛沼etc…】

学生時代は千葉県でバスフィッシングに明け暮れました。
それはもう、趣味のレベルを逸脱していましたね…(笑)
高滝湖や印旛水系は、永久に僕の心のホームレイク。
どこに行ってもバスはバス!が信条のアングラーです。

10月21日、22日の2日間、河口湖で開催されたトーナメントに参加してきました。



全日本バスプロ選手権 東日本大会BASSPROSUPPORT CUP です。



バスプロ選手権は、今シーズンのJBプロシリーズで一定の成績を残した選手だけが参加権利を獲てエントリーできる試合です。


僕はJB桧原湖シリーズで権利を取得しての参戦でした。



試合会場となる河口湖。


全国津々浦々系アングラーとして活動している僕ですが、実は河口湖は全く訪れたことがありませんでした。


とても勝負になるとは思えない状況でしたが、来年からエントリー予定のJBマスターズシリーズでも河口湖は避けて通れない為、下見もかねての参戦決意です。



練習は、大会2週間前から計4日間。


山形県から片道460kmを通いました。



そもそもどこから船が下ろせるのか?


トーナメントエリアはどうなっているのか?


初めてのポークルアーはどうやって使うのか?




問題、疑問、課題が山積で、釣り以前の所でてんやわんや(笑)




現地入り初日は情報収集dayといたしました。




センターフィールドでポークルアーの購入がてら、右も左も分からない事情を伝えたところ、とても親切に河口湖利用について教えていただくことができました。

更に、ボートハウスさかなやを運営している中田プロをご紹介いただき、完全アウェー状態でどうしようと困っていた所を手厚くサポートしていただくと言うところまで…

本当に、センターフィールドさんには感謝感激雨あられでございました(泣)


その他にも、慣れないスロープ利用では沢山のJB選手の方々に助けていただくシーンがありました。

特に芳賀プロ、近藤プロには一から十まで教えて頂くこととなりました。

助けていただいた全ての皆様に、この場をかりて多大なる感謝を申し上げます。




何とか河口湖で釣りができるところまでこぎ着けた所で、ようやく河口湖バスを釣る練習です。




練習日初日からあいにくの雨続きで、トーナメントブックでエリア確認、ルール確認をするのも一苦労。






河口湖初バスはハイカットで釣れちゃった小ネイティブバスでした(笑)









バスは釣れるもデカイのには全くかすらず。



ニゴイのパターンはバッチリ掴み!?(笑)




キロアップは立派なヘラ!!www


唯一ビッグバスからの反応を得られたのは、表層ルアーに水面炸裂バイトが出てフックアップしなかった一回だけでした。


買い込んだポークルアーは使いこなすところまで仕上げることができず、残念ながら練習日4日間でポークルアーでは一匹もバスを釣ることができずじまいでした…


そんなこんなであっという間に練習期間は過ぎ去り、かなり厳しい手応えのまま試合当日の朝を迎えました。




試合会場には105名の錚々たる面々が集結しています。

スポンサー企業名がプリントされたカッコいいトーナメントシャツを身に纏う選手ばかりで、場違い感満載です(笑)


ミーティングを終え、いよいよ開戦。



フライト順抽選の結果、僕は前半スタート。

まぁ行くあてがあるわけでもないし、周りの様子を見ながらのんびりやるか等と出船準備をしていたところ…




「フライトを開始します、赤の3番中原選手、先頭に出てください」



ファ!?!?




何と抽選結果で、僕がフライト一番手となってしまっていた模様…(汗)




誰かに付いていけば良いやと気楽に考えていた所が一転、パニック(笑)




焦って出ていこうとして、更に追い討ちパニックが!!!!



ボートのロッドベルトが不意に外れ、その弾みで左手親指にグリマーのフックがカエシまでグサリ…




向こうでは「中原選手どこですか~」の呼び声。



左手にはぶら下がるルアー…




地獄絵図(笑)




もー知らんと、気合いでフックをブッコ抜き、流血ダラダラの左手でチラーハンドルを操作して先頭へ…



って先頭って何処だ!!!?(笑)



初の河口湖の試合で何も知らない奴に、先頭は酷すぎるw


神よ、わが神よ、何故に我を見捨て給うや…




捨てる神あれば拾う神あり(笑)


ここでも中田プロに助けていただきました。


スタート方法をご教示頂き、ドタバタフライト模様も事なきを得ることができました。


ありがとうございました。



本当に色々な方の助けがあって試合ができていることを実感しつつ、河口湖大橋を通過しいざフルスロットル!!!!



さて、初日の結果ははてなマーク






開始一投でセッティングの不味さからポークルアーが身切れしてしまい、メインタックルが再起不能のバックラッシュとなるトラブルの連鎖がとどまるところを知らない初日。


そのような中、粘り強く2572g/3本の河口湖バスを釣って8位/105人スタートとまさかのお立ち台も狙える好位置発進ビックリマーク

初めてのポークルアーでのキャッチが大会初日というおまけ付き(笑)

メインのリールが使えなくなり、キャストも不自由で不細工な釣りとなってしまいましたが何とか頑張った初日でした。




続いて二日目。




初日一番フライトの代償で、二日目のフライト順は最後尾。

他の選手も含め、皆がある程度初日の状況を踏まえて戦略を修正してくる二日目の最後尾スタートは、正直かなり苦しい状況でした。

加えて湖上を吹き荒れる爆風にも苦しめられてしまう受難の大会二日目です。



掴んでいたネイティブキーパーパターンがあったので、サイズはともかく何とかリミットメイクはできるだろうと目論んでいたのですが…

爆風でエリアが潰れてパターン崩壊。


河口湖でのバスフィッシングの経験値、河口湖での試合の経験値が圧倒的に足らず、明らかに手駒不足に陥ってしまいました。



このステージの戦いはそう甘くはない。



二日目はリミットメイクできずで、無念の2本キャッチで終わってしまいました。

二日目順位は無念の36位。




打ちひしがれて失意の表彰式。





まさかのご褒美。

ギリギリ表彰圏内に引っ掛かっていました。





最終総合順位は15位入賞。


嬉しさよりも悔しさが大きく、あと1本を捻り出す事ができなかった所に実力不足を痛感する結果。


人生六日目の河口湖での大会結果としては上出来ではないかと言うお声もあるかとは思いますが、全く満足できない結果です。


JBシリーズで戦う以上避けて通ることのできない河口湖。


これからもっともっと練習していきたいと思います。







今回名だたる面々の中で真剣勝負ができたことは良い経験となりました。


再びこの場にリベンジしに来る決意を固め、より大きな舞台で戦うことに対しても気持ちが昂った河口湖戦となりました。



たどり着けるかは分からない最高峰。

ここから何処まで行けるか、行ってみよう。