NBCチャンピオンシップ東日本決勝大会に出場してきました。
この大会は、東日本ブロックの各NBCチャプターから勝ち抜いた選手のみがエントリーできるチャンピオンシップです。
僕は東北ブロックチャンピオンシップで権利を取得し、亀山ダムへのチケットを手にしました。
関東レンタルボートレイクを中心に釣行していた時期もあった僕ですが、実は亀山ダムはさほど経験がない湖。
前回亀山ダムで釣りをしたのは2019年の11月。
丸4年振りの亀山ダムで、優勝目指して全力を尽くしてきましたよ。
先ずはプラクティスから。
大会2日前の11月10日(金)に山形県から亀山ダム入り。
フロントエレキと魚探にバッテリーなど、レンタルボート用品一式は東京のTさんがお貸し下さりました。
マイボートとレンタルボートの両方で、戦闘態勢を整えきれていない苦しい所での助け船でした。
改めて感謝申し上げます。
初日はかなりのペースで船を流し、エリアチェック95%という1日。
岩盤絡みの沈みブッシュで、ドライブSSギル3.6ウェイテッドフックリグにバイトしてきました。
まぁキーパーサイズは釣れそうだと言う雰囲気。
しかし亀山ダムで勝とうと思えば、2キロオーバーのキッカーサイズの釣り方を見つけていかなければダメでしょう。
プラクティスでは、とにかく一発当てる事をテーマに魚を探していきました。
結果、この日のビッグバスチャンスは一回。
ライブスコープシューティングで反応する大きい魚に食わせ切れなかったその一回のみというパッとしない感じ。
ちなみにカバー撃ちに関しては当日頑張るだけなので、めぼしいカバーの場所をチェックしていくだけにとどめました。
続いて2日目。
前日ということもあり、ビッグバスは釣り上げずにポジションだけ確認したいという、難しいミッションにトライする1日。
多くの時間を本湖方面、西エリア方面の確認作業に費やしていきました。
前日からの流れでミドルレンジの沈み物に絡めた釣りを展開すると飽きない程度にバイトはとれます。
バルビュータ3.5のフットボールヘッドリグ、ドライブSSギル3.6のウェイテッドフックリグ、ヴィローラ4インチジグヘッドリグがヒットルアーでした。
何れもスイミング系の動かし方が反応良く、いわゆるミノスト、ミドストでバスが付いているストラクチャー際を通してくると良い感じでバイトしてくる状況でした。
それはそうとして、肝心のキッカーフィッシュパターンはどうか?
残念ながら、こちらについては確証は得られずでした。
これにて2日間の練習が終了。
練習結果より、試合のプランは以下に決定。
・気温低下の冷え込みに見舞われる天気予報から、勝負は朝イチか試合終了間際にかけて後半の時間。
・キーパーパターンは掴めたのでまずはリミットメイク優先でいく。(試合時開始時間よりも先に一般アングラーが釣行開始しており朝イチのタイミングは捉えられない為)
・キーパーを狙う際、極力大きな魚を反応させられるスポットと釣り方を必ず意識する。
・キッカーフィッシュはカバーもしくはルアーパワーでリアクションバイトさせる釣りで仕留める。(あまりチャンスが有るわけではなかったのでライブスコープシューティングは封印)
これらより、最低限1,500g/3本、現実的な目標で2,100g/3本、キッカーフィッシュを仕留められれば3kgオーバー/3本という目標スコアを設定して大会当日に挑みました。
キッカーフィッシュに関しては、もはや神頼み(笑)
東日本の各ブロックから勝ち上がってきた23名での真剣勝負の結果やいかに!?
ダメでした~
アウェーの亀山ダムに冷たい雨の厳しいコンディションで、悶絶級の大苦戦。
プラでハマっていたミドストパターン、ミノストパターンでは完全にノーバイト。
10時を迎える頃、これではイカんぞと新しい展開を試すことに。
狙いの沈みブッシュに対して、一番じっくり探れる釣りとして新たに投入したのはカバースキャット。
するとその閃きが功を奏し、小一時間の間に4連続バイト!
しかし、キャッチに至ったのは2本のみ…
バレてしまった2本の内1本はそれなりサイズだったのですがねぇ…
この時点で時刻は11時過ぎ。
ライブウェルには2本しか魚が入っていない状態ではありましたが、ここからはもう勝ちを狙うのみ。
要所のカバーを撃ちながら、ディープクランクを巻きまくり!
最後の最後まで1発を目指してやり抜きましたが、奇跡は起こせず13時30分ストップフィッシング。
結果的には2本バラしが本当に痛かった…
撃沈してショボくれていたいたところ…
僕の展開にしても、リミットメイクだけを追求していれば、おそらく揃えることは出来たのではないかなと。
急激な冷え込みにより全体的に厳しいスコアとなってしまいましたが、優勝だけにこだわり熱い戦いが繰り広げられた亀山ダムでした!
今回のヒットタックル
リール:ダイワ スティーズ 1016SV-SH
ライン:東レ ソラロームエクスレッド12lb
フック:ガマカツ ワームフック LDマスター2/0
ルアー:deps カバースキャット2.5インチスカッパノン
来年以降は、マスターズシリーズなどJB戦中心のトーナメント活動となりますが、チャンスがあればまたNBCチャンピオンの座も狙っていければと思います。